概要
僕が七年も片想いをしているなんて知ったら、きみは呆れてしまうかな
瑞穂は大学で小学校の同級生・昴と再会した。喜ぶ瑞穂とは対照的に、昴は気まずそうな表情を見せる。小学校最後のバレンタインデーが、暗い影を落としているから。
あの日伝わらなかった想いは、初恋の人に届くのか――
「砕けたハートが溶けるまで」の瑞穂視点の物語です。昴視点は下のリンクからお越しください。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647163367
あの日伝わらなかった想いは、初恋の人に届くのか――
「砕けたハートが溶けるまで」の瑞穂視点の物語です。昴視点は下のリンクからお越しください。
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!ほくろの位置まで、覚えてる。
主人公の大学生は、臨床心理士を目指して学問に励んでいた。大学生らしくバイトも怠らない。実家の母親からは春休みくらいは帰って来るように、電話で促されていた。父親まで、仕送りを増やすからバイトは二の次にしろと言う。彼女と一緒に帰ることも期待されながら。そんな心配性でお節介の家族を振り切って、主人公は大学に通う。
主人公には忘れられない人がいた。小学校の時にクラスメイトだった男の子だ。苦いバレンタインデーのチョコの思い出。そして引っ越して連絡先も分からないままに離れてしまったことを悔いる日々。水泳の時に見た、彼のほくろの位置まで覚えているのに。
しかし、主人公と彼はこの後——。
胸の内は…続きを読む