この作品の空気感は、誠実な作風と非凡な才能により生まれている!

これはクラッシックに、って、ちょ、ちょ、読むのをやめないで下さい!

語弊はありますが、これはクラッシックに名を借りた純愛ラブコメです! 安心して下さい、十分に、そして絶対にニマニマするから。

まだ2話しか更新されてませんが、とても素敵なお話です。もうこの2話を短編と解釈して読むだけでも、必ずあなたは幸福感に包まれ満足します。

予告しておきます。主人公も良いのですが、内藤くんという男の子をきっとみんな好きになります。

クラッシックを知らなくても大丈夫、知っていれば尚の事、こんな素晴らしい小説を知らずに過ごせば損をします。

ここにある音楽を表現する言葉は愛情に溢れ、そして非凡です。誰にでもわかりやすく、そして実に味わい深いものが存在し、貴方はきっとホールにいて聴いている自分を容易く想像できるでしょう。

もしあなたがこれを読み、ほんの少しでもいいからクラッシックに興味をもってくれるなら、最大の讃辞と感謝を捧げます。

ここからは読みたい人だけ。

クラッシックに興味を持ってもらうネタとして、ベーゼンドルファーという有名なピアノメーカーがあります。かのリストが使用し有名になりました。その理由は「壊れなかった!」からです。ピアノの魔術師? いえいえリストはめっちゃ演奏が激しかったんで、演奏会の途中でピアノが壊れる事もしばしばだったのです。でも、熱いですよ、クラッシック! 女癖の悪い奴もいっぱいしますしね。