新年のご挨拶(2024年)

 明けましておめでとうございます。今年も一年、よろしくお願いいたします。


 カクヨムで「アズールランナー」の投稿を始めてから、早一年が過ぎ去ってしまいました。あっという間でしたね……


 でも、去年一年で築き上げたエピソードを振り返ってみて、まぁよくここまで続けて来れたなとつくづく思います。


 物語も佳境に入っているため、今年は絶対に完結させたいです! なかなか筆が進まない時もあると思うのですが、これからも主人公とラビたちの冒険を、できるだけたくさん描けていけたらと思います。誤字脱字や表現が上手くない等、至らないところも多いですが、これからも応援いただけると励みになる限りです!


 ――さて、ここで「アズールランナー」の登場人物たちからも、新年のご挨拶をお届け! 今年も絶対良い年になりますように!


◇◆◇


ラビ:「皆さん、明けましておめでとうございますっ!」


ニーナ:「あけおめ~……って、何よこの挨拶?」


ラビ:「師匠から、新年を祝う際に相手にかける言葉だと教わりました。新年の一日目は、皆さん神社というところでお参りをするそうです。初詣って言うらしいですよ!」


クロム:「ハツモウデ? 何それ、美味しいの?」


ニーナ:「いや食べ物じゃないから! 白黒頭はちょっと黙ってて!」


ポーラ:「新しい年を祝う行事なんて風習は、私たち白熊族にはありませんが、とても興味深いですね」


ラビ:「そうですね。これからまた新しい一年が始まるので、また仲間たちと一緒に海賊として世界中の空を飛び回ってみたいです!」


ニーナ:「ラビっちも、アウトローな女海賊として界隈でもかなり知名度上がってきたんじゃない? 八選羅針会のヨハンおじさんも、海賊の信念を心得た奴だって太鼓判押してくれてたっぽいし」


ラビ:「本当ですか⁉ えへへ、これで私も少しは強くてしっかり者な大人の女だって認められたでしょうか?」


ニーナ:「いやいや、な~に言ってくれてんの。私にとってのラビっちは超絶カワイくてひ弱な女の子って相場が決まってんの! 思わず守ってあげたくなる小動物的な? だからずっとラビは今の弱いままでいて!」


ラビ:「えぇ、そんな……」


ポーラ:「……失礼ですが、お嬢様。あまり強くなられてしまうと、私がお嬢様を守れないというか……その、私たち近衛メイド隊はお嬢様を警護するのが仕事ですので」


ラビ:「ありがとうございます、ポーラさん。でも、いつまでも守られてばかりでは強くなれません。近衛メイド隊は私を守る以外にもたくさん活躍してくれてるじゃないですか。そんな、いつもお世話になっているポーラさんやメイド隊の方々を逆に私が守ってあげられるくらい、私は強くなりたいんです」


ポーラ:「お嬢様に守られる、ですか………はあぁ:;(∩´﹏`∩);:」


ニーナ:「あれあれ~? なに顔赤くしちゃってんの~?」


ポーラ:「なっ!……あ、赤くなんてしてません!」


ニーナ:「さては、ラビにお姫様抱っこされて逃げ出すところとか勝手に想像しちゃって胸キュンしてたんでしょ? 隠してもバレバレで~す」


ポーラ:「違っ……それ以上言えば、その減らず口に弾丸を叩き込むぞ!」


ニーナ:「おぉ怖っ! まぁでも~、一度ウルツィアの街で捕まったアンタをラビっちが救い出したこともあったし、実質もう立場逆転してんじゃないの? 私からしたら、ラビっちに守られる従者とか、足手まといでしかないんだけどね~」


ポーラ:「……………」


ラビ:「ポーラさん落ち着いて! 黙って拳銃抜こうとしないでくださいっ!」


クロム:「なに? 殺し合いするの? ならクロムも混ぜて」


ニーナ&ポーラ:「「アンタには関係ないでしょ!」」


クロム:「え~……ねぇラビ、みんなクロムに冷たい」


ラビ:「あはは(汗)……」


グレン:「……あ、あの、ラビちゃん。ボクからも、明けましておめでとう……」


ラビ:「あ、グレンちゃん! 起きてたんだね。いつも召喚指輪サモンリングの中に居るから気が付かなかったよ。ちゃんとよく眠れた?」


グレン:「うん……みんな、とても楽しそうに話してたから、ボクも混ぜてほしいなって。……でも、なんかごめんね。かえって迷惑だったかな?」


ラビ:「そんなことないよ。グレンちゃんも、新年のあいさつを言いたかったんだよね」


グレン:「うん……あまりみんなの役に立てているか自信は無いけど、こんなボクでも良ければ、今年もよろしく……」


ラビ:「はい、今年もよろしくです!」


師匠:「――おいおい、やけに騒がしいと思ったら、この面子が揃うといつも騒がしいったらありゃしないな」


ラビ:「あ、師匠も来てたんですね。……では改めて――明けましておめでとうございます、師匠」


師匠:「あけおめ。まぁ、俺の船生も今年で二年目だからな。ラビが一人前の船長になれるよう、また色々な場所に連れて行ってやるか」


ラビ:「本当ですか⁉ 師匠とまた冒険ができると思うと、とても楽しみです! 今年もよろしくお願いしますね、師匠」


師匠:「ああ。よろしくな、ラビ」



 ――相変わらず個性豊かな連中ばかりですが、こんな仲間たちを、これからもどうぞよろしくお願いします!


クマネコ 2024/1/1

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【番外編】アズールランナー 〜転生したら船にされていたので、偶然乗り合わせたお嬢様を伝説の女海賊船長に育ててやります〜 クマネコ @kumaneko114

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