第9回に向けての傾向分析(過去5回のコンテストより)

第4回最終選考結果より

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_004


第5回最終選考結果より

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_005


第6回最終選考結果より

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_006


第7回最終選考結果より

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_007


第8回最終選考結果より※2023年5月30日発表

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_008



 いきなりですが総論です。本当に月並みですが。


 今、読者に何が受け入れられているのか?

 それを見極めているかどうかに尽きると思います。


 出版社は営利企業です。ボランティアで書籍化しているわけではありません。売れないと思ったもの、利益を生み出さないものを商流に乗せることは絶対にありません。

 

 だからこそ、読者が求めているものをいち早く感じ取って、その要素を作品に反映していく。これしかありません。もちろん、各ジャンルによって求められる要素は異なってくるので、その部分での見極めも重要ですね。


 上記を大前提として、大賞や特別賞を獲得するには筆力や熱量といったものも必要になるのでしょうね。


 賞としては漫画賞、映画・映像化賞(第8回は受賞作なし)もあります。漫画賞については、下記が注意点です。


<ここから引用>

※「ComicWalker漫画賞」は、募集部門にかかわらず、コミカライズに適した作品を選出しますので、受賞作品については、小説としての書籍出版を行わずに、コミカライズ版の連載のみを行う可能性があります。そのような利用を希望せず、本賞へのエントリーを辞退する(小説版の書籍の出版を優先したい)場合は、「CW漫画賞辞退」のタグをつけてください。

<ここまで引用>

※引用元:https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_008/detail


 これ、私的にはもったいないなと思います。もちろん小説の書き手としては書籍化が一番の夢です。漫画化されるだけ、というのは悲しい一面もあると思いますが、一つのチャンスになることは間違いありません。


 何より、今は漫画の方が売れるのです。ラノベ書籍はごく一部を除けば本当に厳しいです。


 聞いた話ですが、実際に辞退タグをつけた作品が漫画賞に選ばれているそうです。それは決して表に出てきません。作者にも連絡されていないでしょう。


 残念ながら、それらの作品は編集部が漫画には向いているけど、小説には向いていない、と判断しているわけです。ちょっと残酷ですよね。


 何を優先するかは個々の考え方次第です。こういう事例もあるということだけ記しておきます。




 第9回の作品募集開始まで、もう4ヶ月を切ってきましたね。皆さん、準備ははかどっていますか?


 今はプロットを練っているところ、既に書き始めているところ、完成して推敲しているところ、まだ全く手つかず、などなど、色々だと思います。


 私は既に書き始めていますが、社会人の性か、時間が思うように取れずに計画どおりには進んでいません。まあ半分は言い訳ですが。


 ともあれ、4ヶ月なんて思った以上にあっという間に過ぎ去っていきますよ。本気でコンテストを目指している書き手の皆さんは、まだここからでも間に合います。追い込んでいきましょう!

 

 そうして、カクヨム発で新たな流行が生まれるとよいですね。


 第9回カクヨムWeb小説コンテストは例年どおりだと、2023年12月1日に応募が開始となります。


 受賞を目指す数多の書き手の皆さんに大いなる幸あれ!



 これにて、今度こそ<完>



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