1話ずつで異なる文体や語り口を巧みに用い、やがて徐々に見えはじめていく『近畿地方のある場所について』。没入感とはまさにこのこと、思わず読み入ってしまい時間を忘れました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(495文字)
1話読み進める毎に、じりじりと“何か”が迫り来る様な怖さが増します。どの話も妙な話なのに「自分も巻き込まれてしまうのでは?いや、これは作り話だったよな?」という考えが過ぎるほど、臨場感を感じられまし…続きを読む
こちらへ少しずつ、でも確実にじわじわとにじり寄ってくる恐怖感。話がとても良く練られており、一見関係のない短編の話が少しずつ繋がっていくのも見ていて気持ちがいいし考察するのも楽しいです。でもこの…続きを読む
洒落怖が大好きで一時期読みあさっていた者としては少し懐かしさを感じる部分もあり。まだまだ謎が多いので日々更新が楽しみな良質なホラーです。ネットを介して呪いが伝播されているような描写もあるので、…続きを読む
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