第3話

星の流れが変わり星の配置が入れ替わった。

王の星に力強い新たな星が重なる。

再び屋敷を訪れた。誰も近づいてないようで、来た時のままの状態で止まっている。 札は文字が薄れ黒く色が変わる。

ペラっと扉からはがれ、ひらひらと床に落ちる。

ボロっと変わった札は原形を保ってない。

息を吹きかけると紙屑となった。

「儀式は終わったようだ」

扉に手をかけそっと室を覗いた。術が解けないよう静かに開ける。

溶けた蝋が皿に溜り、わずかに残る芯に惜しむように力強くなる火。

額に大粒の汗が浮かんでいる。

時間の感覚が無く、どれだけの時が過ぎたのか分からないまま、ずっと取りつかれたように唱え続けた。

言われた通り口は休むことなく呪詛を念じていた。

突然、ギィーと音をたて閉ざされていた扉が開かれると光が差し込んだ。

「お迎えに参りました」

声が聞えると同時に蝋が溶け切った。

ふっと自ら溶けた蝋によって芯が液に浸かり消えた。

煙が一筋のぼる。

「――終わったのか?」

声はひどく擦れている。

集中させなければ聞き取れない。

渡しておいた小瓶に栓を差し回収する。

男に生気を取り戻させるため薬湯を渡す。

頬がやつれうつろな目をが次第に力が戻る。

飲み干され空になった湯呑を受け取り盆の上におく。

「これにて終了でございます。この水には呪詛により気が入りました。すべての薬草の気を逆転させます。薬としての効能は副作用として現れるでしょう。理由も分からない病に伏せることでしょう。飲むほどに毒は蓄積されます」

「ならばよい。すべて整ったのか?」

「はい。我が同士も集まっております。貴方様が立ち上がる時を心待ちにしておりました」

深々と頭を垂れ室から出てくるのを待っていた。

「では王に近づき攻めるのみ」

室から出てきた男はゆっくりと深呼吸をした。

最後に深く息をふぅと吐き終えると耳に入れることがあった。

「王が動きました。築きあげたものが崩れるときは一瞬。すべてはこの手の内」

男の後ろでうつむいたままくすくすと笑った。

部屋に移動すると同士たちはすでに集まり席についていた。

清酒を注ぎ一口ずつ一つの器でまわし飲む。

一口ずつ飲み一周する最後の男はにごくっと喉を鳴らすと残りを受け取り男に渡す。まだ残っている酒をすべて飲み干し、頭上に器を掲げ何も落ちてこないとこを飲みほしたことを証明し、集まった同士と契を交わす。

「「「玉座を我が君の元へ」」」

 声を揃え一斉に唱えた。頭を垂れる。


「ルナ殿、もう都に着きますよ。早く起きて必要書類に目を通しておいてください」

昨日は寝られなかったせいか、馬車の揺れでぐっすり眠っていた。

起こされ目をこすりながら渡された書に目を通す。

目をこすったせいか、腫れぼったくヒリヒリとするのを我慢し目を開く。


『婚約者情報

五国第二王子――イル。数え歳で二十三歳。

変わり者で未だに独身。歩く彫刻と称され呼ばれる。

容姿は女官、侍女から圧倒的な支持。第一王子は結婚し継承第一になる。イルを王にしようとたくらむ官吏が縁談を無理に組んだところ、名門の姫を見るなり無言で立ち去る。組まれた縁談ではなく、自分で気に入る相手を見つけ結婚すると宣言した。

以来、舞い込む縁談を拒み続ける。イルに気に入られようとお嬢様方は競い合っているという』


 読み終えると眉間にしわが寄って戻らない。変わり者の意味を詳しく知りたいのに短縮されている。

「こんな手抜きな情報巷の噂話と同じじゃない。ありえにゃい」

「じっとして!」

 ぐっと髪を引っ張られ舌を噛んだ。

 ユジョンは読んでいる間にぼさっとしたルナの髪を櫛で梳き、持ち上げた髪を編んで髪飾りを使い紐で結った。

「動いてもいいわよ」

「もっと早く言ってくれる?」

領家の姫がお抱えの侍女を連れずに一人で来たと分かれば疑われるためユジョンを専属の侍女としてファ家から連れてきた。

ルナと同じ年で普段はシアの衣服の担当をしている。

シアのような服を選んで着ていれば疑われないと単純な理由で選ばれた。

「歩く彫刻ってなによ。彫刻が歩くなんて気持ち悪いじゃない。変わり者には間違いないわね。変人には違いない。シア様をこんな相手に嫁がせるなど許さない。代わりに来て正解ね。シア様に惚れてしまったら、あきらめさせるための余計な労働をしないで済んでよかった」

「あたしは気になるわよ。どんな御姿をされているのか。背も高く、甘い顔と声が魅力的だって。近くで見てみたいわよ。気に入った相手ならどんな家柄でも構わないなんて良い男じゃない。ルナに惚れたらどうする? あたしが王子殿の妻になったとしても怒らないでよ」

「ありえないわよ。私にだって選ぶ権利があるんだからね。ユジョンが選ばれたらユジョンつきの役職にしてよね」

「シア様のルナをこき使っていいのね。やった! 見てなさいよ。この妖艶な体で誘惑するから」

 ユジョンは腰に手を置いて胸を張る。

ユジョンのくびれた腰回りが強調される。

ルナは腹の肉をつまんで悲しくなった。少し掴める程度だからまだ大丈夫と自分に言い聞かせ外に目を移す。

(ユジョンの傍にいることも楽しいかもしれない。ファ家に戻ることもないし。二人の姿を見なくても済むから)

官吏の住まいがあるせいか、あきらかに人が多い。

女性たちも髪に簪を挿したり飾り紐で煌びやかに結っている。宮には一度当主様の使いで行ったきりだが相変わらず華やかだ。

西文化のファ家の領土ファリョに比べ、地方のすべてが集まっているのにごちゃごちゃとせず、程よく融合し溶け合う文化。

五国の主都であるソウリョの特徴だろう。

五仙から守られるように囲まれてソウリョがある。

ソウリョには五ヵ所の関所があり、道が重なる所に宮が建っている。

 国と仙家、良家について最低限の情報を頭に覚えさせる。

 陛下に挨拶をするために言葉遣いを勉強している間にようやく馬車が止まった。扉を開けると三十代ぐらいの男の人が迎えにきていた。

「はるばる参っていただき感謝申し上げます。シア嬢。どうぞこちらへ。陛下がお呼びでございます」

 護衛についてきたブンが先に降りる。そしてルナの手を引いて馬車から下ろす。

「どうもありがとう。案内してくださるのですか?」

 シアは表舞台を嫌うため姿を知らない者にルナがわざわざシアを演じる必要はない。

普段通りの口調で答え、仙家のお嬢様らしく優雅に振舞う。

迎えに出てきた従者に案内されて宮内を歩く。

朱色に塗られた柱が回路に続く。

見上げた梁には花が彫られていた。

屋根には鯱や鳳凰の置物。

水路の上にかかった渡り廊下。

官吏らしき服装の男や女官とすれ違うが頭を深く下げ歩く道を譲られる。

「あれはどこのご令嬢だ? 見たことがない」

「また例の縁談の相手ではないか? どうせ破棄されると決まっておるのに。まぁ懲りずに無駄なことを繰り返すものだな」

 ひそひそと会話が耳に入る。

どうやら縁談相手だと思われているようだ。

なるべく顔を見られないように扇を広げ目まで隠しながら歩いた。

奥に進むほど人の声は聞こえなくなると扇を下げきょろきょろと辺りを見回す。

「ここですよ」

衛兵に守られた扉の前で立ち止まると宦官が両側に立っていた。

控えていた者たちを下がらせる。

扉を開けると更に奥に部屋に通される。

「陛下、ファ家の方をお連れいたしました」

案内した宦官が伝えた。

「許可する。中に参れ」

 声が聞えると部屋の中にルナだけが通されブンとユジョンは廊下で待たされる。

  通されると人払いがすでにされていた。

 家具からすべて金の装飾が施され威厳のある雰囲気にのまれそうだが、首飾りをぎゅっと握り締めた。

  何を言われようがシアの代わりに来たのはルナだ。

  国を束ねる王は近寄りがたいと思っていたがファ家の当主とそうかわらない優しい空気を感じた。

 大きな体格をしているがふっくらしていてかわいい熊のようだ。

 姿を見るなり笑顔で招かれた。

「よく参られた」

 ルナは左手を右手の上に重ね、腰を曲げ直角になるぐらい深くお辞儀をする。

「初めてお目にかかります。このたびファ家当主から書簡を預かり参りました」

「受け取れ」

顔を上げると案内した宦官はルナに近づき、差し出された盆の上に書簡の箱を置いて1歩下がり失礼がないように頭を垂れ床を見ていた。

「面をあげよ」

声をかけられてゆっくりと頭を上げた。

桐箱から取り出し王に差し出した。

書簡の紐をほどくと、すぐに目を通した。

顔色を伺うが一瞬目が大きくなっただけですぐもとに戻り表情が読めない。

ルナはどのようなことを書いたものか内容教えてもらっていない。

密書なので知っていたら密書にはならないので知らなくて当然だが、シアの身代わりに来たことぐらい伝えているのか秘密なのか教えて欲しかった。

上級紙に書かれているのか裏から読めない。薄い和紙ならば透けて見えたのにと心の中で舌打ちをする。

どうにか内容を探ろうとふらふら揺れていると、視線を感じたのか急に王が顔を上げ視線が合いルナは固まった。

(しまった……)

 思考は完全に停止した。ファ家の人間は礼儀がないと誤解されても言い返せない。

「待たせてしまったな」

 くすくすとルナに笑いながら紙を折りたたむ。

「あっ、いいえ」

 すぅっと引っ込むと恥ずかしくて俯いた。

「話は分かった。余とファ家の者だけの秘密とする。危害が加わる前に事を片付けるから安心しなさい」

「ご配慮感謝いたします。ファ家の名に恥じぬようお約束いたします」

「聞いているようだが、イルの婚約者候補としてファ家から来たこととして過ごしていただく。不便があると思うが少しの間だと思ってくれ。歓迎の宴を催して官吏と領家だけを招いてファ家当主の娘と紹介する。それまで君のことは一部の者だけにしか知らせない。その間に接触してきた怪しい者を絞り調査する」

「お心遣いに感謝します」

「君に危害が及ばないよう護衛になるか、お荷物になるか分からないが適任者に君を任せようと思っている」

(お荷物にもなるかも知れない人が適任者って大丈夫なの? どんな人だろう。一人でも大丈夫なんだけどせっかくの申し出を断ったら失礼だよね?)

「心配しなくてもよい。今日は疲れただろうから用意した室で休みなさい」

ルナの不安そうな瞳を感じたのか王はルナに向かって微笑まれ少しだけ不安が和んだ時、外から大きな音が響く。

「客人が参られております。今はご遠慮お願いします。王子でも通せません!」

 もめる声が聞えると勢いよく扉が開かれた。

「父上! どういうことですか? 縁談は断ったはずです。僕の許可なく勝手に婚約者を招くなどとは……」

ルナは目を疑ったが、上半身は何も纏わず裸だ。

目鼻立ちがはっきりし、睫は長くふさふさして、かわいらしい印象の顔とは対照的に均等に鍛えられた引き締まった体。

でこぼこに割れた腹筋と厚い胸板。肩幅も広く首筋に薄く浮き出た血管と鎖骨に色気が漂う。

腕も筋肉で引き締まっている。

その不機嫌な表情でさえも美しさを引き立てていた。

その彫刻のような姿から目が逸らせずにいると自然と目が合った。吸い込まれるような大きな瞳に逸らすこともできず捕らわれた。

長身の男はすらっとした長い脚で勢いよく部屋に入ってくる。ルナがいるところまでたった数歩でたどり着いた。

ルナは十歩以上歩いたというのに。短足だとは思いたくないがこの男を目の前にすれば嫌でも認めてしまう。

気がつくまで時間がかかったが、陛下を『父』と呼び、『縁談』のために来たと思っている人物は限られている。惹きつけられてしまう容姿をしているのだから一人しかいない。この男がイルなのだろうか。

 ルナの隣に立つと甘くいい香りが鼻をかすめる。

視線が絡み見つめたままルナが覗いていると、瞳孔が猫のように大きく広がり、ルナを包み込むように捉えられた。

男は顎から口元に手を当てなにか考えているようだ。

(長くてきれいな手。神様が丁寧に創り上げたみたいな不思議な人。何を食べたら同じ人間でも違ってくるの? 絶対、自分で気に入る女の子を選ぶと言ったのは縁談を断るためについた作戦の一つなのね。本当は、自分が良すぎて相手にならないのね。納得したわよ。私でもこんな素敵な容姿なら理想も高くなるし、見た目的に釣り合う子を探すわよ)

 顔からつま先まで、まじまじと自分が見つめられていると自覚すると、急に体中の血が引き青ざめていく。

「僕を呼んだ理由はこの子? 僕の裸を見ても目を背けなかったのは君だけだよ。可愛いだけじゃなくて度胸も備えている。僕はイルだ。イルと気軽に呼んでくれ。僕は君がとっても気に入った。この子なら僕は惜しくない」

 腕を引かれイルに抱きよせられたルナの頭が胸の下に当たる。優しく頭を撫でるとルナの髪にそっとくちづけた。

「君は僕が守るよ」

イルの言っていることは理解できないが甘く耳元で囁かれルナの好きな声だが外見に惑わされてはいけないと考えられない状況のなか必死で頭を動かす。

(シア様を気に入ったということ? だけど私はシア様の身代わりに来たわけだし。私はどうすればいいのですかシア様! 告白だなんてされたこともないから冗談なのか分からない。ずっと片思い専門だったから恋の話を避けていたからどう反応したらいいのかだれか教えてください!)

 理性をなんとか取り戻しイルを突き飛ばし離れた。目を逸らし、両手で頬に触れた。指先がとても冷たく感じる。火照っているというよりもむしろ血色がよくなったと印象だろう。

反応を楽しむようにイルはルナを覗き込んだ。くりくりっとした大きな瞳までルナをからかう。

「そういうことだからよろしく。僕のお姫様」

「どういうこと?」

 反射的に訊きかえした。じっと瞳の奥にある真意を探ろうとするが分からない。イルが口を開こうとしたとき見かねた王はイルの名を呼んだ。

「そこまで」

 王は面白げに二人を傍観して意味を含んだ笑みをイルに向ける。

「このご令嬢は余が招いた客人だ。イルの縁談話で宮に参られたと紹介するはずだったが、イルが気に入ったから婚約者ということにしてもいいだろう。シア嬢も婚約者の立場の方が何かと聞かれて困ることもなく便利だろう」

 配慮なのかそれとも嫌がらせなのかルナは理解できなかった。

「ファ家のシア嬢だ。身の回りからすべてをイルに任せるとする。遠くから一人で不安も抱えておられよう。傍で助けよ」

 王の言葉に驚き思わず口を挟んだ。適任者とは初めからイルの存在を言っていたのか。

「私でしたら縁談のその一つという名目で十分です。イル殿下のお手を煩わせるわけにはいけませんし」

 遠慮気味だがはっきりと否の意思を告げた。婚約者だと勝手に決められただけでもいい迷惑なのに傍にいられたら気を使うことが増えるだけだ。シアとして紹介されたが実は別人なのにイルを騙すことになる。婚約者として入宮すればシアにもイルも失礼だ。

引き受けた役目にイルを巻き込むべきではない。

「遠慮するところも他の令嬢とは違う。ますます気に入ったぞ、シア嬢」

 ルナは断っているのだがイルの目には違って映っているようだ。言い返そうとしたがどうしても目線的に顔ではなく上半身に視線が行ってしまい、視線が定まらずきょろきょろ動かせる。裸を見るのが恥ずかしいわけじゃなく、見ていてもいいのなら見ていたい。見事な肉体なのだが立場を考えると堂々と見るわけにもいかず……。

目のやり場に困るルナを気遣い王は従者を呼ぶと何かを取りに行かせた。

「何か羽織りなさい。シア嬢もいるのに恥ずかしくはないのか? 風邪を引くだろう」

 急いで従者が上衣をイルに渡すと渋々肩に羽織った。鮮やか朱色が映える。

「分かりました。上衣はいらないのに……」

 ブツブツと服に突っ込むイルはちらりとルナを横目で捉えると嬉しそうに笑う。

「さあ行きましょうか。シア嬢」

 イルはルナの手を掴むと部屋から連れ出す。引っ張られながらもルナは王に礼をして部屋から去った。肝心の事をまだ聞いていない気がするがすべて頭の中からどこかに飛んで行った。今はイルをどうしたらいいのかだけしか頭で考えられない。ルナの手は人形のように指まで伸びイルの手に引っ張られるがまま歩く。

 回路を曲がり本殿と離宮を繋いでいる渡り廊下を進む。建物内を歩いていくと、通り過ぎるごとに提灯をもった女官が頭を下げるので、そのたびに会釈を返す。

「あっ!」

気付いた時には床に敷き詰められた石畳の小さな溝につま先が引っかかる。転んで恥をかけない。腹に力を入れるが、耐え切れない。とっさに手が何かを掴む。おかげで転ばずに済み息を吐いた。

「大丈夫?」

声に顔を上げればイルの瞳が覗き込む。腕をがっちり掴んでいた。

息を飲み込むぐらい驚いた。大きく口を開けたまま、目を見開く。腕を掴んだ手をぱっと下ろした。

自分の行動に息が止まる。頷くだけが精一杯だった。うつむいたまま大人しく手を引かれて歩いた。

本殿から蓮の花が彫られた扉の前でイルが立ち止まる。

柱には蔓が巻きついているようだ。

「ここからが僕の住まいである蓮の殿。兄の住まいの方が大きいし本殿から二番目だから奥になるけど誰からも干渉されず好きなことができるから気に入ると思うよ。父上がここにシアの部屋を用意したそうだから。僕の了承を得ずに決められたことだったから部屋を移してもらおうと苦情を言うために父上に会いに行ったのだけど、シア嬢に会えてよかった」

「そうですか」

「歓迎するよ。自分の住まいだと思って自由になんでも使ってくれ。何か不便があればすぐに使いやすいように変えるから」

 扉が開きルナを招き入れた。

 足を踏み入れるとすぐに蓮が浮かぶ池にかかる石橋を引かれながら渡る。

(黒い蝶? とっても綺麗)

 どこからともなく現れた黒い蝶。

 色彩が豊かで羽の外側は黒いが、光に照らされ深い水色が隙間に見える。

 蝶はひらひらと一緒に付いてくるようだ。両脇にはつつじの花が咲き、水面はルナとイルを映す。

 イルも視線を追い蝶に気づき微笑んだ。

 蝶はイルが手を伸ばすとシアのそばを離れ塔に向かって飛んでいった。

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五か国物語  玲瓏 @syukusyuku

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