何気ない日常から、爽やかなドラマを見出す、作者の眼が素晴らしい!

公園に毎日決まった時間に居る、影のような、おじいちゃんの存在を、女子高生二人の会話から、浮かび上がらせようとする手法に惹きこまれました。
普段の何気ない生活から、コンナ爽やかなドラマを作り出す作者に感激しました。

主人公の女子高生の嫌味の無い優しさにも、爽やかな気持ちに生りました。

自分が書く物語は、コンナに爽やかでは無いけれど、何時か何時か、こんな心地よい小説を書きたいと思いました。

好い作品を、読ませていただき、ありがとうございました。