この世界に対する「ひっかかり」


 チャットや電話とはまた違った味わいがある年賀状。貰えると嬉しいですよね。
 そんな年賀状をなくしてしまった、少々おっちょこちょいな方が主人公となります。
 いくら探しても見つからない年賀状と意外な形でめぐり合います。

 そして、これが世界の「真実」に気付く引き金になり……


 あるあるな内容からの強烈な「転」、その後の余韻を残す「結」には、短い作品ながらドラマを感じました。