彼女の戦いを、応援できない者は去れ。

そんな過激なお話ではなく(笑)、義母様の畑と戦う嫁様の話。

しかし、のほほ〜んとしているように見えて、実は過酷。田舎の農園を舐めてはいけない。毎日毎日畑から届く、同じ野菜。
「白菜一個を3人でどうやって消費する気だ!!」
読者は固唾を飲む。そんな読者の心配をよそに、彼女は白菜の根本に切れ目を入れ、バリバリッと割っていく。採れたての新鮮な野菜はそれだけでご馳走なのを知っていて、それに少し手間をかけるだけで、家族を満足させてしまうのだ!!

特に見所なのは、毎回作られる料理に、義母様が評価をつけるところ。★★★が満点だが、遠慮なく☆☆☆などと、ご無体な評価を下すことも…。
読者は、筆者と共に、一喜一憂するようになる。ここまでくると、やや中毒性を帯びてきてしまい、毎日のチェックを怠れなくなってしまうのだ。

ちなみに、これらの料理については、彼女の近況ノートにて写真をみることができ、目でも楽しむことができる。

是非、一読してみてほしい。