第2話 どうも生後一ヶ月で家出しました
転生してから一ヶ月が経ち
俺は魔族のゴブリンに転生した
「おい!お前はもう狩りに出ろ」
このゴブリンは言うなら育ての親だ
「はい!」
こんなコキ使われるような場所なんか出てってやる、毎日労働させやがって狩りに出るという名目でここから脱走する
「ほらさっさとしろ!」
次会ったら覚えてろよ!
そうして締め出される形で村から出された
「じゃ逃げよっと」
森の中に入っていく前に自分の能力を確認しようとする
「ステータス」
すると目の前にステータス画面が出てきた
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『ステータス』
種族 : ゴブリン
名前 : シュー
年齢 : 1ヶ月
レベル : 1/10
HP : 100/100
MP : 100/100
攻撃:5
防御:5
敏捷:5
知力:5
精神 : 5
感覚:5
運勢 : 100
『スキル』
・格闘術E
・解体D
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練習して格闘術スキルはEになったし雑用で魔物を解体してたら解体スキルはDになった
ちなみに名前は生まれた時からこの名前だったあの神が付けたのか記憶喪失になる前の名前なのか俺も分からない
「じゃ森の奥の方に逃げるか」
そして森の奥の方に逃げようとする前に近くの草むらからガサガサと聞こえて戦闘態勢に入る
そして目の前にホーンラビットが現れた
「森の中に入って早速来たかホーンラビット」
ホーンラビットは速さが特に秀でてるこっちからじゃなくカウンターを狙った方が良さそうだな
「さぁこい!」
ホーンラビットはもの凄い速さで縦横無尽に飛び跳ねて攻撃してくる
速すぎて躱しきれない!体中の所々に血が流れて痛い!ただ待て!チャンスを待て!
ホーンラビットが運良く俺の真正面から俺の顔目掛けて飛んできた
「今だ!」
そしてホーンラビットの速さに合わせて俺のカウンターが鋭く顔に入った
するとホーンラビットは吹き飛び木にぶつかって動かなくなった
「ふぅやったぜ!あそこまで格闘術Eが有能だとは思わなかった!ドンピシャのタイミングで自然と体が動いたとにかくよかった!それよりレベル上がったかな?」
そしてステータスを開く
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『ステータス』
種族 : ゴブリン
名前 : シュー
年齢 : 1ヶ月
レベル : 2/10
HP : 90/150
MP : 150/150
攻撃:7
防御:7
敏捷:7
知力:7
精神 : 7
感覚:7
運勢 : 100
『スキル』
・格闘術E
・解体D
___________________________________________
「これって上がってるけど強くなった実感が全然無いな、まあいっか!それより早く森の奥に行かないと他のゴブリンに見つかったら面倒だからな」
そして森の奥へと進んでいく
記憶喪失からの人外転生 熊の蹄 @yuuyou8192
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