記憶喪失からの人外転生

熊の蹄

第1話 異世界人外転生!?

「ここはどこだ?」


気がつくと謎の空間に一人だけだった

記憶を遡るが


「俺は誰だ?」


何も覚えてない!俺がどうやってここにきたのかそもそも俺が誰なのかも分からない!


「おっ!やっと起きたね」


「誰だ!」


振り返るとそこには子供ぐらいの身長の誰かがいた


「僕は君が住んでいた神さまだけど?」


「俺をどうやってここに連れて来た」


「え〜企業秘密」


なんなんだこいつは!


「最後の質問だ何故俺の記憶がない」


最大の疑問だった

連れてくるだけなら記憶が無くなる意味がわからない


「え〜それも企業秘密だけど君の記憶はない代わりに知識は残してあげてるんだから勘弁してね」


「俺の記憶を返せ」


「え〜じゃあ僕の依頼をクリアしたらいいよ」


依頼?こいつ何を言ってやがる無条件で返せと言いたいところだが多分無理だろう


「なんだその依頼というのは」


「それはね君が今まで生きてきた世界とは別の世界に転生してもらってその世界にいる人族を滅亡させたらいいよ」


「何故だ何故滅亡させないといけない」


「それはねこの世界には人族・亜人族・魔族の三つの種族がいるその人族は亜人族や魔族を襲い物のように扱う非道な種族だ」


「亜人族と魔族には非は無いのか?」


「見た目が自分たちとは違うという理由で迫害している反吐がでる種族だ、今からその証拠映像を見せてやるよ」


そう言って目の前に透明な板が出てきた

その板に映った映像は人族が蹂躙している姿だった


「他にも違う映像あるけど見る?」


「いやもういい」


「じゃあこの世界での人族が支配している土地は三割その三割の土地を取り返せば依頼達成ってこと」


「案外そんなに保有してる土地そんなに無いな」


「それは人族が支配している土地より亜人族や魔族が住んでいる土地の方が過酷な環境だからそれにこの世界全体に魔物と言われる凶暴な生物がいる、その魔物達は言うならこっちの世界の動物が凶暴になったんだと思ったらいい」


犬とか猫とかが襲ってくるのか全然想像つかない


「それで俺はどうすればいいんだ」


「君は魔族に転生してもらう」


「なんで魔族なんだ?」


「あっちの世界の神達は人族を優遇している神がほとんどだ亜人族を支持している神もいるだが魔族にはどの神も支持していないだからこっちからしたら注意が薄くなっているから君を送り込みやすいからだ」


「そうなのか」


魔族は肩身が狭いな


「で君にはあっちの世界と同じ力をあげるからその力で頑張ってじゃもう全部話したから転生させるね」


「えっ!ちょっ待」


「あっ!言い忘れてたけどステータスって唱えれば自分の能力見れるからよろしく」


全部話してねーじゃねーか!!!!

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