多分物語の最初から、答えは決まっていたんだ。

哲学的で知的な、でも癖の強い先輩と、同じく彼女と同等以上に癖の強い後輩
最初は彼らの難解なやり取りが続きますが、読み進めるうちにそれがお互い不器用な彼らなりのコミュニケーションだったのだろうな、と
自身に占める後輩の存在を上手く判らずにいた先輩と、自分には彼女?がいるにも関わらず彼氏を作ろうとした先輩が諦めたのを安堵する後輩

すれ違っていた彼らの心は、とある切欠で劇的な化学反応を起こし……!

いやー、2万文字に満たない短編にもかかわらずすっかりお気に入りです♪
元々この先輩のような娘さんは好きですが、読み進める毎にもっと好きになっちゃいますねー

是非続きも見たい所ですがーどうかなどうかな?(すっとぼけ)