精巧で軽快なダークファンタジー

現在、第八話まで読ませていただきました。

流れるようなリズム感のある文章は
品と読みやすさが両立していて、紙で読みたくなります。

一つ一つのシーンの見せ方も素晴らしいな、と思いました。
主人公の戦闘シーンを、敵側視点から描く手法、大好きです。

沙耶香のケインに対する執着に似た憧憬、
金と対話する徳人の巧みな話の運びなど、
「あ、ここ好き」と感じるポイントが多々あります。

日本の日常に潜んだ裏社会を見ているようで、とてもワクワクしました。

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