実話?かと思うくらい物語に抑制が効いているというか、リアリティを感じました。現実でも普通にこういう人間いますよね。人の揉め事を傍から見て、乾いた笑い声を上げている者が。それを世間一般では「サイコ」と呼んでいますが。
——たとえば、よくある「呪い」。もちろん、その言葉を聞いただけでも恐ろしいですよね。しかし、どうしてそこに「怖い」という認識が生まれるのか、考えたことがあるでしょうか——?本作は、霊感のある主人…続きを読む
恐らく碧絃様もお読みになっていると思いますが、私は少し前に、江口之氏の『西洋魔物図鑑』という中古書籍を購入し、読んでいました。たぶんダイアン・フォーチュン氏の『世界魔法大全:第四巻心霊的自己防衛』…続きを読む
本作は現代の中学校を舞台として、霊感の強い少年のもとに、一人の少女が転校してくることから始まる物語です。少女は瞬く間に女子の人気者となり、あるブレスレットを友人たちに配るのですが、それが彼の目に…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(215文字)
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