お市之方's Revenge 👘

お市之方's Revenge 👘

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ぬぼう……。(´艸｀*)

わしじゃよ、わし～ぃ。

よもやお忘れではございますまいな、この木下藤吉郎、いやさ太閤秀吉をば。

わざわざ口で告げずとも、とうに分かっておられたのじゃろ？　わしの恋心。　

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わきゃ＝！！(/・ω・)/

たれやある、物の怪ぞ！

こないにヨボヨボのちっちゃい爺さん、うち知らんがな～、気色わるいったら。

ちょっとぉ～、シミだらけの手で小袖の袖にすがらんといてや、汚れるやろう。

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なんとつれない……わしはのお市さま、そなたをどれほど恋焦がれておったか。

北政所？　怒ったら怖いゆえ立てておいただけじゃ、淀？　子のかかに過ぎぬ。

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はあ？　どの口がそれを言うか、北政所はともかく、わが最愛の茶々をよくも。

あのとき、たしかに渡したよね、わが亡きあとの三人の娘たちの処遇への書状。

賤ヶ岳の戦いで藤吉郎、おまえに敗れた柴田勝家と越前北ノ庄城で果てるとき。

茶々、初、江の三姉妹は織田信長の姪つまり主筋（あるじすじ）であるから大切にして欲しいと。

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うんにゃ、さようであったかのう、見たとおり、わしも歳でボケておるがゆえ。

まあ、そないなことはどうでもよか、こっちの世へ来たからにはやり直しじゃ。

のう、お市さまぇ、わしが絶世の美女のおまえさまにどれほど惚れておったか。

この胸かっさばいて見せたいくらいじゃ、これほどの上物はどこにもおらんわ。

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やめてやめて、老いさらばえた貧相な胸など見せられてはこの場でゲーします。

三十六歳のわたくしが再嫁した勝家は六十一歳だったけど、小汚くはなかった。

藤吉郎、おまえのような好色漢とちがい、身ぎれいな独身を通したお方だった。

わずか一年足らずの結婚生活だったけど、全身全霊でわたくしを愛してくれた。

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ふん、勝家の下郎が、なにが身ぎれいよ、たんにモテなかっただけであろうが。

そこへいくとこのわしはな、どういうわけか女子のほうから靡いて来よったわ。

思うに任せなんだのはお市さま、おまえさまだけじゃ、だで、な、このとおり。

一度だけ、たった一度だけでいいから、その、想いをな、遂げさせてくれぬか。

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ぞわわわｗｗｗｗ:;(∩´﹏`∩);:　やめて、ほんとにやめて、あっちへ行ってよ。

でないと勝家はもちろん、先夫の浅井長政も押っ取り刀で駆けつけますからね。

あっさり約束を破って長女・茶々を側室にし、次女・初と三女・江は政略の具に。

ことに末っ子の江を三度も嫁がせたこと、しかも幼い子と引き離して、許せぬ !!

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まあ、落ち着いて落ち着いて、あれらにはどうにもならぬ仔細があったのじゃわ。

わしとしては大事に扱ったつもりじゃぞ、それこそ主筋の姫たちゆえ、ひひひひ。

その証拠に、愛息・秀頼の母として大坂城に君臨した茶々ほどの幸運があろうか。

京極家で幸せを得た初、将軍の御台所になった江……これほどの栄達はあるまい。

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まださようなことをぬけぬけと！　おまえの駒としていいように使われたに過ぎぬ。

天上からわたくしが一部始終をどのような思いで見ていたか、嗚呼、無念なり。💧

さらぬだに　打ちぬる程も　夏の夜に　別れを誘う　ほととぎすかな　　　　市

夏の夜の　夢路はかなき　跡の名を　雲井にあげよ　山郭公（やまほととぎ）　　　　　　　勝家

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なんじゃ、その戯れ歌は？　夫婦の辞世？　けっ、甘いわ、甘すぎて反吐が出るわ。

あの無骨なひげ面で、勝家のやつ、惚れた女子と一緒に感傷に浸っておる場合かよ。

そんなことよりお市さま、な、これこのとおり、後生だからわしの思いの丈を、な。

いいではないか、減るものではなし、それにこっちの岸の蛍はもっと甘いと申すぞ。

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うぬ、まだ言うか！！　ならば年寄りとて容赦はせぬ、えいやっ、こうしてくれる。

兄上・信長が女子にしておくのは勿体ないと言われた、このお市を甘く見るでない。

「善人なをもて往生すいわんや悪人をや」を逆手にとり厚かましく居座っておった。

その極楽から真っ逆さまに落ちるがいいわ、悪人仲間が待つ地獄とやらに。😈🤬

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ひｘ～ｘ～ｘ、助けてくれい～。((+_+))

お市さま、お、い、ち、さ、ま。(=ﾟωﾟ)ﾉ

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あ～あ、さっぱりした、やれやれでござるわ。

茶々、初、江、こっちへおいで。(｡･ω･｡)ﾉ♡