音楽と蒸気機関の欲張りセット!

インパクトのある建物の描写があり、毅然とそびえ立つその建物を中心に蒸気機関に彩られた街の情景が頭に浮かんできます。

前文とプレリュードで視線を集める大きな謎を主題として物語が展開を始めるのですが、余計な説明を削ぎ落し、必要な情報がすんなり頭に入ってくるため、本編への没入感がとても高いです!

また、作品内では「てきとう」との評価をしているある名前があるのですが、個人的に名付け方、名前として気に入っています。

話タイトルも楽章となっており、ふいに目に付く情報に細やかな配慮があり、この世界に自然と引き込まれ、機械を総して呼ぶカラクリという響き、作品内で出てくる「レコード」という単語がスチームパンクと相まってノスタルジーを加速させてくれます。

まだ読み始めですがこれからを期待してのレビューとなります!
先のお話も楽しみにしています!