概要
だから、行こう。真の異世界へ
神の気紛れで、異世界に転生した主人公。彼は異世界物のお約束通り、神から強い力(チート)を得て、魅力的なヒロイン達を落とし、魔王の部下達を倒し、最後にはその魔王自体も倒しました。ですが、そこである感情を抱く。自分の心に穴が開いたような虚無感。それをふと、感じてしまったのです。彼は王様から貴族の位を貰い、独立運営の封土も得たが、それでも心の虚無感を埋める事が出来ませんでした。膨大な富と名声、女性達との生活と快感、そんな環境に置かれた中で、彼が真に求める異世界とは何か?