モナルク様が可愛い! モナルク様が可愛い! モナルク様が可愛いーーっ!

このレビューの見出しだけ見ると、何が言いたいのかわからない方も多いでしょう。しかし、真っ先にこれを言わないことなどできませんでした。

本作の序盤の展開を説明しますと、悪女として王太子から婚約破棄を受けたアエスタが、そのせいで危機に陥った家を救うため、有力な辺境伯の婚約者を目指すというストーリー。

その、アエスタが婚約を目指す相手である、モナルク・モーリス辺境伯。前述の通り有力者ではあるのですが、人嫌いで大変恐ろしい姿をしていると、良くない噂のある方でもありました。
というのも、彼は人外の種族。これでは怖がられるのも無理はない──なんて言う方がいたら、到底理解できません。
このモナルク様。確かに人外であり、人間とはかけ離れた姿をしているのは事実です。事実ですが、その姿がものすごーーーーく可愛いのです!

ピンクのフワフワした毛に包まれた、見るもの全てを虜にするような、超絶可愛い生き物。それがモナルク様。
このレビューの見出しであれだけ可愛いと言い続けたのも、そう言わずにはいられなかったから。見た目だけでなく、仕草のひとつひとつがめちゃめちゃ可愛いのです!

家のために婚約者になろうとしたら、相手こんな可愛いお方だった。これは嬉しすぎる誤算です。

ですが、全てが幸せというわけにはいきません。モナルク様の噂は嘘ばっかりでしたが、唯一人間嫌いというのだけは本当。そのため、やってきたアエスタにも塩対応。

しかしアエスタはそんなことではめげません。
実はこの子、悪女どころか貴族の令嬢のイメージからはかなりかけ離れた逞しさの持ち主。いえ、もはや人間離れと言ってもいいくらい。
どうにかしてモナルク様から気に入られようと、奮闘開始。たまにぶっ飛んだ失敗もしますが、それでもへこたれません。
頑張れアエスタ。超絶可愛いモナルクさまに愛され、そのモフモフをモフるのです。

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