死の連想ゲーム

淡々と主人公のひとり語りで進行するストーリー。

鬼灯、風船、お寺、菊の花。
シャボン玉、倒れた同僚、救急車。
やたらと死を連想させると思ったら、まさかの真相が明かされる。

主人公はお母さんを救えなかったと後悔しているのか。

赤い風船はお母さんの魂なのか。

静かな語り口の中に重厚な人の死が見え隠れする、じわりと怖いお話でした。