エピローグⅢ


 「奈津さんは今の学校でなんて呼ばれてるの?」

 「ナッツ」

 「なんかそのまんまだね」

 和馬君が笑い、つられて私も笑う。ゴールデンウィークに入り学校が休みに入ると、当たり前のように私が和馬君の部屋にいる時間も長くなった。私たちは会えなかった一年間を取り返すように、よく話し、どこに行くにもいっしょに行動し、ときどきセックスした。

 「でもいいんじゃないかな? 僕、ピーナッツ好きだよ」

 「ナッツは木の実だけど、ピーナッツは豆だから別物だよ」

 「奈津さんは物知りだね」

 「実は気になって昨日調べてみたばっかなんだよね」

 和馬君がまた笑う。五月の陽気みたいに暖かく。画像が拡散してあの街に住めなくなったとき、私にまたこんな穏やかな日々が訪れるなんてまったく想像できなかった。

 「奈津さん、僕の母に罵倒されたこと、本当に気にしてない?」

 「私、家に入れてもらえないと思ってた。入れてもらえただけありがたいと思ったよ」

 「君はそんなに卑屈にならなくていい。あれは母が間違ってる」

 「君が私の味方になってくれてうれしい。でもお母さんを敵だとは思わないで」

 再会した和馬君は一年前と少しも変わってないように見えて、実は根本的に変わっていた。彼の緘黙はほとんど完治していた。初めは私とだけ会話できた。しばらくすると少しずつ会話できる相手が増えていった。彼が大学に入学する頃、言葉が出ないのは彼の両親の前にいるときだけになっていた。

 頭がよくて空手も強くてその上緘黙まで治ったなら、何の取り柄もない上に恥ずかしい画像まで拡散された私なんてもう見向きもされないんじゃないかと心配した。でも彼は私を裏切らなかった。私と交際すると両親に宣言して、彼の家での話し合いでは大学を卒業したら私と結婚したいとまで言い切った。

 そうなったら素敵だなと思う。彼との子どもをぜひ産んで育ててみたい。でもあの街に住めなくなったみたいに、これからもどんな落とし穴があるか分からない。私は和馬君については完全に信用してるけど、自分の未来についてはまだ半信半疑だった。

 「愛してる」

 「私も」

 彼が部屋の中で〈愛してる〉と言うのはセックスしたいという合図。和馬君に抱かれるたびに、セックスとは愛を確認する行為なんだと教えられた。

 それでは愛がすべてを救えるのか? 確かに私が悠樹につけられた深い心の傷は和馬君の愛ですべて癒やされた。

 数々の障害を乗り越えて私たちは結ばれた。まだ和馬君の両親には許されてないけど、私の両親、雄太に羽海、応援してくれる人も多い。

 でも私たちの一番の問題は私たちの外側でなく、実は私たちの内側にあった。彼の心の中には私に対する嫉妬と劣等感があり、私の心の中には彼の苦しみを救えない無力感と私の過去のせいで彼を苦しめているという罪悪感があった。

 でも私はもう逃げない。私たちの心の弱さが問題なら、私たちはお互いをリスペクトする気持ちを高めながら、それぞれの心の弱さに向き合っていくしかない。

 それに私たちは二人ぼっちというわけでもない。ときに意外な人物が私たちを助けてくれることもある。うん。あの人に手を差し伸べられたとき、二人だけで解決できないなら助けを求めたっていいんだって気持ちを切り替えることができた。そのことはまだ和馬君には教えてあげられないけどね――


 一年間離れていたけど、和馬君は必死に私を支えてくれた。おかげで私はかなり痛手から立ち直れたと思う。あれだけ頻繁に起こり私を苦しめた突然のフラッシュバックも、最後に経験したのがいつだったか、それさえも思い出せない。

 悠樹の部屋で過ごした四、五時間のあいだに、私はありとあらゆる方法で辱められた。トイレに行きたいと言えばついてきておれの見てる前でしろと言われ、いっしょにお風呂に入ったときは下の毛を剃りたいとお願いされた。悠樹に嫌われたくなくて、馬鹿な私は理不尽だと感じながら要求を全部飲んだけど、結局それだけで終わらず、悠樹は私の放尿する姿と剃毛後の下腹部を見て劣情を催し、そのままトイレとお風呂は性交の舞台となった。

 順番的にはお風呂が先で、トイレは悠樹のアパートを出る直前のことだったかもしれない。いずれにしても私の尊厳は徹底的に踏みにじられ、その後の私はあの男の奴隷も同然だった。

 パンケーキ屋に向かう車中、悠樹はずっと片手ハンドルだった。助手席の私のスカートの中に空いた左手を突っ込み、下着を少しずらして敏感な部分にずっと指を出し入れしていた。私は無抵抗でなすがままに任せていた。

 車が立体駐車場に入りホッとしたけど、悠樹は周囲から死角となる見えづらい場所に車を止めた。悠樹は私の目の前の収納ボックスを開けて、奇妙な形の玩具を取り出して私に見せた。それを見るのは初めてだったけど、その玩具の使い道はすぐに分かった。

 「挿れるぞ」

 とは言われたけど、私の返事を待たずにそれは私の中に挿入された。今までずっと指が出し入れされていた場所だからそれほど違和感はなかった。ただ不潔だなと思った。おそらくかつてほかの女に使ったまま車の中に無造作に放置されていた物を消毒もしないで私の敏感な部分に押し込んでしまうなんて。

 今思えば悠樹にとっては私もただの玩具だったのだ。玩具の中に玩具を入れた。それだけの話でしかなかった。でもそのときまだ私は悠樹を愛していた。こんなふうに悠樹が自分のすべてをさらけ出せる相手は私だけで、醜い部分や歪んだ部分も含めて彼のすべてを私は恋人として受け入れてあげなければならないと信じていた。

 スイッチが入れられ振動が始まっても全然気持ちよくならなかった。

 「ノリが悪いな」

 悠樹が苛立っている。気持ちよくならないと終わらないのかと不安になり、小刻みに声を出して感じている振りをすると、今度は勝手に興奮しだして、

 「我慢できねえ!」

 と叫んで玩具を引き抜いて、私の体を運転席側に移した。向かい合う姿勢で自分の上に跨らせる。狭い場所で密着してるせいで私の下着をうまく脱がせられないことに腹を立てた彼は、両手で引きちぎってそれを後部座席に放り投げた。お気に入りの下着だったのに。でもそれを口に出しては言えなかった。

 「ここでするの?」

 「もちろん」

 「見つかったら捕まっちゃうよ」

 「奈津のためなら喜んで捕まるさ」

 今思えばなんでカーセックスするのが私のためなのか意味不明だけど、馬鹿だった私はうれしいと答えた。

 ただでさえ狭い運転席でのセックスは無理があり、私は何度も背中をハンドルに打ちつけられた。誰も来ないでと祈りながら、私はずっと窓の外ばかり気にしていた。

 悠樹はアパートで五回私の中で射精した。もう一滴も出ねえよと言ってからも二回出した。だから今回なかなか射精しなかった。気持ちよくならないのは相変わらずだったけど、玩具を挿れられるよりはずっとマシだと思った。もともと行為による快楽などどうでもよかった。恋人に求められ、心も体も一つになっている。そういう精神的な充足こそが私には大切だった。体はともかく悠樹と心が一つになったことなど一度もなかったのに、その日の私は今思い出したら叫びたくなるくらい致命的にどうかしていた。

 これからパンケーキを食べたら今日のデートはおしまい。お別れの前に悠樹に激しく求められて、悠樹さん悠樹さんとうわ言のように繰り返しながら、私は幸せさえ感じていた。もう窓の外を気にするのもやめた。性行為を誰かに見られるかもという恐怖も、しばしばハンドルにぶつけられて感じる激しい背中の痛みも、その日に悠樹から受けた数々の性的辱めの記憶も、すべては私の多幸感を高めるための小道具にすぎなかった。

 不思議なことに、こんな狭苦しい、しかもいつ誰に見られるかも分からない場所でのセックスなんて嫌で嫌で仕方なかったはずなのに、多幸感が高まるにつれて、今まで一度も感じられなかった性的絶頂までもが無防備な私に襲いかかってきた。私は悠樹にしがみつき、偽りの幸せの海に溺れ続けた。それがパンケーキ屋の行列の中で和馬君と出会うほんの三十分前の私だった。

 悠樹が射精したとき射精した本人以上に私が喜んだ。私は自分から悠樹にキスをして、よかったよとささやいた。悠樹も満足そうだった。でもそれは恋人と愛を深め合った満足感ではなく、何でも言うことを聞く奴隷を作り上げたことの満足感だったに違いない。

 だからそれからわずか三十分後、奴隷だと思っていた私に何度も反抗されたことに逆上して、悠樹はあっさりと私を捨てて去っていった。身も心も捧げた悠樹に捨てられて泣きじゃくる私のそばにいてくれた人は、緘黙だった和馬君一人だけだった――

 もしあの場所で君と出会わなければ私はどうなっていたんだろうと想像すると、フラッシュバックのなくなった今でも身震いする。私が救われたのは君に愛されたおかげだ。どんなに感謝しても感謝しきれない。もう言わなくていいよと君は言ってくれるけど、私自身がいつまでもその気持ちを忘れないように、私はそれを君に会うたびに言葉にして伝えていきたい。


 トイレやお風呂でのことも、いつ人が来るか分からない場所でカーセックスしたことも、和馬君は知っている。悠樹とケンカ別れしたあの日、和馬君に友達になってもらったのは愚痴を聞いてもらうためだった。緘黙で友達のいない和馬君は愚痴を聞かせる相手として最高の存在だった。

 私の恥ずかしい話を聞いたところで、せいぜい彼にできることといえば、あとで私の話を思い出しながら一人で自慰に耽ることくらいのものだろう。それくらいなら許してやるか。友達になろうと彼に持ちかけたとき、私は胸のうちでそんなことさえ思っていた。和馬君を好きになる前の私は、悠樹にさんざんおもちゃにされた挙げ句あっさり捨てられる程度の馬鹿だった上に、〈あんたなんて悠樹さんくらいがお似合いだよ〉って沙羅に言われてしまう程度のクズでしかなかった。

 秘密が絶対に漏れない安心感から、私はその日に悠樹にされた性的辱めのすべてを和馬君に愚痴ってしまった。そんな軽い気持ちで愚痴っただけなのに、彼は友達がひどい目に遭わされたからと私のために泣いてくれた。

 全部愚痴ってすっきりできたのはいいけど、そのときはまさか彼が私の恋人になるとは思わなかった。いや恋人というより運命の人だ。今では彼のいない人生なんて想像もできない。

 恋人になると知っていたら絶対に話さなかった。言うまでもなく私の恥ずかしい姿を見てもいいのは運命の人である和馬君だけだ。和馬君にも見せたことのない私のさまざまな屈辱的な姿を知っている別の男の存在などあってはならなかった。たとえ存在したとしてもそれは絶対に和馬君に知られてはいけなかった。

 知られてはいけないのにそのときの勢いで全部教えてしまった。その結果どうなったか? 私は和馬君に対してときに卑屈な気持ちになり、ときに罪悪感に苛まれる。和馬君は和馬君で私の過去を承知で私を選んでくれたものの、自分への愛情に付け込んで私を散々にもてあそんだ悠樹への怒り、そして悠樹に好き放題させることを許した私へのやるせなさがときどき胸によみがえり、どうしようもない苦しみに身悶えすることがあることを、私は知っている。

 私にあんな過去があるせいだ。私の罪悪感はさらに膨らんでいく。和馬君の深い悲しみも――

 私が和馬君以外の男を知ってるといっても、私はただその男の言いなりになって恥辱を与えられただけだ。それなのに何度目かに私が和馬君の部屋に来たときにしたセックスの直後、彼に一度ぼやかれたことがある。

 「僕は奈津さんしか知らないのに、君は僕以外の男も知ってる。僕とはまだしてないたくさんのことを君はもうあの男とは経験してるんだよね」

 確かに私は君とはまだしてないたくさんの行為を悠樹とはした。たいていが私の羞恥を掻き立てるだけの愛のかけらも感じさせない行為だったけど、君もそれを私にしたいと言うの? いくら和馬君の頼みでも、悠樹にされたさまざまな屈辱的行為をまたしてみたいとは思わない。君がどうしてもというなら好きだからいやいや応じてしまうかもしれないけど、それじゃ悠樹のやり方と変わらないんじゃないの?

 「ごめんね」

 と謝るしかなかった。君もそういうことをしたいならさせてあげてもいいよ、とはとても言えなかった。

 それからすぐ、

 「僕の方こそごめん。君を傷つけることを言うつもりはなかったのに。今言ったことは忘れて」

 と逆に謝られたけど、さっきのぼやきは間違いなく彼の本音だったと思う。

 それから二度と彼は私の前でそういうことをぼやかなかったけど、彼の心のわだかまりは今もきっとくすぶり続けてるに違いない。

 和馬君ほどの人でもそんなことで私なんかにコンプレックスを抱くのが不思議だった。君と再会してから私の目には君しか見えていないのに、君の目にはまだ悠樹の影がちらついている。意外と男心も複雑なんだなと知った。でもどうすればいい?

 あの人に相談してみようかなと思った。でもあの人に悪意があれば、私にこんなことを相談されたと和馬君に全部バラしてしまうかもしれない。もちろん、和馬君と私を別れさせるために。

 実は、和馬君のお母さんに罵倒されて東京に戻った直後、当の和馬君のお母さんからショートメールが届いて、もっと奈津さんのことを知りたいからショートメールで文通を始めましょうと提案された。

 私も思ったことをなんでも書くから、奈津さんも隠しごとしないで書いてほしい。内容が内容だから私たちが文通を始めたことは和馬にも内緒にしてね、ということだった。

 ほんの数時間前に鬼のような顔で私たちを家から追い出したばかりのくせに、これはいったいどういうことなの? 書いてある言葉通りの目的なんだとしても、突然100が0になったみたいな私との距離感の詰め方もおかしい。

 私たちを帰らせてから今までの数時間のあいだに、劇的に彼女の心境の変化を促す何らかの出来事が起きたのだとしか考えられない。おそらくあの温厚なお父さんが、いくらなんでもさっきのは言いすぎなんじゃないかと注意してくれたか、私を許してやったらどうかと説得してくれたかしたんだと思うけど、あの激しいお母さんがそれだけで簡単に心変わりしてくれるとも思えない――

 何かの罠かと思ったけど、お母さんは私の警戒感を解こうとしてか、宣言した通り自身の思いを包み隠さず書いてきた。その日の夜遅く、続けて送信されてきたショートメールの内容はこうだった。


 和馬と奈津さんが帰ったあと、羽海が会ってほしい人がいると言って連れてきた人はなんと奈津さんの弟さんの雄太君

 和馬だけでなくて羽海まであなたたちに奪われてしまうのかと思ったら、頭が真っ白になっちゃった

 奈津さんは二人の交際を知ってたの?


 正直に知りませんでしたと答えた。というか私もびっくりした。一年前までずっと不登校だった雄太に彼女? しかもあの気の強い羽海? シスコンとブラコンという共通項があっても水と油だと思っていた。


 それが文通を始めた日の内容。

 そして今さっき届いた内容は以下の通り。


 今になって主人が私以外の女とセックスしたことないってことが発覚したの

 セックスどころかキスやハグも私としかしたことないみたい

 私の方は主人の前に十人以上と経験してる

 真面目な主人とはできないようないろんなこともほかの人とはいっぱいしてきた

 結婚して二十年になるのに今でも、自分と私の経験の差の大きさが悔しくて眠れない夜があるんだって

 奈津さん、主人をどう慰めればいいと思う?


 それ、私も聞きたかったやつだ!

 それにしても、思ったことを何でも書くとは言ってたけど、これほどまでとは思わなかった。このメールの文面をこっそりお父さんに知らせたら大問題になるんじゃないだろうか? お母さんは私を信用して包み隠さず書いてきたんだろうから、裏切るような真似はしませんけどね――

 その夜、お母さんと私は男を立てる(性器をという意味ではない)方法を巡って夜遅くまで激しく意見をぶつけ合った。隣で眠る和馬君には気づかれないように。


 でも結婚して二十年経った今になって自分の性体験が私より少ないことで悔しいとか言われても困るんだけどね

 だってそれ私のせいじゃないし


 私も和馬君に似たようなことを言われました

 僕は奈津さんしか知らないのにって

 お父さんにしても和馬君にしても、それを気にしてるなら気持ちが軽くなるようにさせてあげた方がいいのかなって思います


 和馬もそうなの?

 血は争えないわね

 結局、おだてておだてていい気分にさせてあげるしかないのかしら?


 よっぽど単純な人じゃない限りその方法は見破られて逆効果かと……


 じゃあ気が済むまでそういうお店で女遊びしてくればいいって突き放すしかないの?

 それだけはどうしても嫌なんだけど!


 私は浮気してもいいよって和馬君に言おうと思ってます


 なんですって!


 でもそれは彼を突き放すためじゃなくて、むしろ彼を繋ぎ止めるためなんです

 お母さんの話を聞いて、私は彼にこう伝えようと決めました

 これから何十年もそんなことで君が苦しむのを見るくらいなら、私は君が浮気することを許します

 君は私の過去の過ちを許してくれたのに、私が君の浮気を許さないのは心が狭い気もするし

 でも君がまだ緘黙だったとき、〈たとえ君がおばあさんになったって、君以外の女の人とセックスしない〉ってスケッチブックに書いてくれたとき、私は本当にうれしかった

 君がその言葉を守らなくても私は君を恨まない

 でも君がその言葉を守ってくれるなら、君の隣にいる私がいつだって最高に幸せな気持ちでいられるんだってことを君に知ってほしいです


 なるほどね

 そんなこと言われたら浮気なんてできないわね

 浮気してもいいよって君に言わせるなんて僕は恋人失格だね

 きっと和馬なら申し訳なさそうにそう答えると思うわ

 そして、これからは一分の隙もないくらい全力で奈津さんを愛さなければって改めて決意するでしょうね


 お母さん、和馬君がそうなってもいいんですか?


 そうね

 ちょっと複雑な気分……

 でもさっきのセリフ素敵だったから、ちょっとアレンジして私の主人にも使わせてもらうわね


 いいですよ!


 ある意味似たもの同士の私たちが和解できる日は、そう遠い日ではないかもしれない。

 隣で眠る和馬君の静かで規則正しい寝息を聞いているうちに、私もいつしか深い森のような心地よい眠りに落ちていったのだった。


  【完】

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もしも世界から私だけ消えたとしても 深海魚 @kou_shimizu

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