「ディストピア」に生きる主人公の成長を描く「サイバー小説」の傑作!

 私の強い願いは「こういうお話」増えて欲しいというものです。気がつくと書店にいっても、投稿サイト除いても「異世界ファンタジー」ばかりなんですよね。なんか、もう、それって寂しいなと思っていた時に出会ったのがこの小説です。

 物語としては、国民総監視の「ナノマシーン」を埋め込められた「ディストピア」で主人公がどう生きていくか、みたいな話なんですが、よくないですか?こういう「サイバー」な感じ!

 ほんと、こういう話って最近ないんですよね、悲しい事です。ちなみにこの小説は、そういう数少ない小説の中でも、かなり上位に位置する小説で、普通に重い白い一作です。

「異世界ファンタジー」に食傷気味の人に「是非」よんでもらいたい一作です。

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