たびたび液体が活躍する物語

あまりの面白さに、危うく自分の液体も活躍させてしまいそうになる。どんな液体かは口にしないけれども、とりあえずズボンの替えが必要だ。

冗談はともかく。

軽い読み口、程よいギャグとシリアスのバランス、丁寧な解説と、普段異世界モノを読み慣れていない自分でも労せず読める逸品である。頭脳バトルや能力バトルが好きな方ならきっと楽しめるので、まずは身構えずに読んでいただきたい。

まだ作品は全容を明かしてはいないけれど、物語のすべてが決着するころには、新たな液体が私を濡らしてくれると期待している。
その日のために、ハンカチを用意しておこうと思う。

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