タイトルで避けると勿体無い

主人が奴隷に特別感情を抱くわけでもなく、かと言って無慈悲に扱うことはない。おかげでハーレムにもならず、奴隷が成り上がろうとするここ最近のトレンドにも当てはまらない、まさに独自路線の小説。女性キャラが多めだがしっかり書き分けられている。直感的な描写が場面の想像を容易にしてくれる。全く王道ではないが何かに尖っているわけでもないので読みやすい。

前述の通り、本当にタイトルで避けると損する作品。