概要
「許せないんだよなあ、私をこんなに無価値で無用で無意味にする全部が」
高校の頃、あたしには字書きの友達がいた。
ペンネームはユーズレス《無用なもの》。
どうしても仲良くなりたかったんだ。
彼女の作品を褒めて、いろんな話をして、そして。
何もかもをめちゃくちゃにして。
あたしは今、この小説を書いている。
ペンネームはユーズレス《無用なもの》。
どうしても仲良くなりたかったんだ。
彼女の作品を褒めて、いろんな話をして、そして。
何もかもをめちゃくちゃにして。
あたしは今、この小説を書いている。
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