タイトルの通りの内容なんだけど…、これはなかなかのダークファンタジー
- ★★★ Excellent!!!
18話でいったんの区切りがありましたので、そこまで読んでの感想となります。
タイトルを見ると、妖精、ちっちゃなメダルという単語のためか、ほのぼのしてるイメージがあったのですが、文面はライトであるものの、なかなかのダークファンタジーでした。残酷描写がかなりあるので注意が必要です。
ダンジョンが突然発生するようになったものの、それを探索できるのは特別なスキルを発現できる血を持った選ばれた人々のみ。ノーマルブラッドは何も出来ない凡人という感じで、主人公はまさにそちら側。
なのに、突如発生したダンジョンに取り込まれてしまい……。
何も出来ない主人公だけど、小さなコインを見つける能力が。そのコインを集めると枚数に応じてボーナス的にチートアイテムがもらえるという形で、トラブルに対処する形になるのですが。
妖精は何となく胡散臭いし、ダンジョン攻略も脱出も簡単なものじゃなく。一緒にダンジョンに取り込まれたヒロインと共に何とか進みはするけれど。
テンポよくさくさくと進む展開、ゲームライクな演出設定など、読みやすさは抜群です。最弱主人公がどのようにダンジョンを進むのか、先が気になる物語。