少女達が歩む宿命の旅路

 天人地姫ミストリアと、幼馴染のレイネリア。この2人の少女による旅路が、流れるような美しい文体で書かれた作品です。

 2人の少女と言いながらも、その立場には大きな隔たりがあり、彼女たちは生まれながらの宿命と共に生きています。

 この作品はそんな登場人物の複雑な機微を繊細に書き上げており、拝読中、何度も心に刺さるものがありました。

 今後も読み進めていくのが、とても楽しみです。

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