不条理な世界観に引きずり込まれました。

自殺が容認された街で交わされる男と女子高校生の心の交流。
自分の死をカウントダウンする少女の明るさとそれを淡々と撮影する死体清掃員の男。

思いがけないラストはそれまでの経緯を見れば納得できるもので……それでも世界は何も変わらないという結末にゾクリとさせられました。

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