やめるんだ、そのシチュは私に効く

善良系クズ男の破蜂君と、悪魔天才な桐原氏が織りなすスラップスティックラブコメ。
ただしドタバタの方向性は異次元なので、読んでいると頭の中が宇宙猫でいっぱいになる。
そして私が思うに、この小説の真髄はスラップスティックではなくラブコメ。
異常な状況で、不意に繰り出されるノーモーションパンチのようなラブコメを防御するのは難しい。
しかも吐露される心情は赤裸々で根源的な好意なので不意に目にすると、顔を押さえて「うわぁぁぁぁぁ」と悶えるハメになる。

最高です。

書籍も即購入しましたが、書籍版にしか掲載されていない話が、コレまた「うわぁぁぁぁ」と悶えさせられました。

オススメッ!

その他のおすすめレビュー

@Halapekoさんの他のおすすめレビュー112