SF(少し不思議)系ラブコメつまりは義妹ワールドでの義妹ハーレムもの!

まずは最初に、過去時点(2022年12月16日の5時頃)までの更新分へのレビューの改稿です。
そして、現時点(ボクと『義妹』の答え合わせまで)のレビューになります。
今後の展開次第では、また改稿するかもしれませんが、メインヒロインたちは出そろっていると判断しているため、このレビューを総合評価及びレビューとさせてもらいます。

では本題である、この作品について書いていくことにします。
この作品はひとことにて書いたとおり、SF(少し不思議)系ラブコメです。
そして私がこのジャンルの有名どころをあげるとしたら、アニメにもなった「シュ○インズゲート」をあげさせてもらいたい。
しかし勘違いしてほしくないのでここでしっかりと書いておくのだが、当然この作品は上に書いた作品とはまったくの別物であり、その方向性もキャラクターもストーリーも展開も異なっている。
つまりは同ジャンル内の有名どころとして書いただけであり、それ以外の他意は全くない。
しかし、作者様へのプレッシャーになるだろうし、読者の期待をあおりすぎる可能性を考慮した上で、実は一つだけ他意がある。
すなわち私がこの作品の同ジャンルとして上に書いた作品をあげたのは、それだけこの作品に期待していると言うことだ。

では具体的なその内容……ストーリーについてだが、主人公が一人のヒロインに告白することから始まる。
しかしその告白をした瞬間、鈴の音と共に世界が変わる。
すなわち恋人=義妹という、人によってはドはまりするであろう不思議世界でのラブコメが始まるのである。
そしてこの作品、あらすじ及び作中内でヒロインらしき存在が匂わせ含めて複数存在することから、最終的には義妹ハーレムものとなるであろうことが想像できる。
ここまでを大前提として、ここからは作品の内容について触れていこうと思う。

まず最初にこの義妹という存在だが、具体的にどういう存在なのかは作中で説明されているために省かせてもらうが、一言で書かせてもらうならばそれはそう、とても都合の良い存在である。
具体的な例を出すならば、エロゲー……それも抜きゲー系の世界に存在しているであろう夢の存在。
すなわち主人公が大好きであり、主人公をわずらわせることがなく、主人公のためだけに存在するヒロイン。
それがこの世界における義妹という存在である。うらやまけしからんね。

続いて主人公に関して書いていくことにする。
まずはどんな主人公なのかだが、私は彼をこう表現したいと思う。
「暗い系の過去を持つ、一部ひねくれかつこじらせ系常識人(御曹司)」だと。
物語の定番として、主人公自身が暗い過去や黒い部分を持っているのは普通のことであり、そのマイナスに見える部分をヒロインなどの助けをかりてプラスにしていくのが王道とされる物語である以上、彼にとっては不幸であっても、この主人公の過去は妥当であり、その過去を癒すためには恐らく……いや確実に、最初のヒロインだけでは足りていないのであろう。
以上のことから、彼はハーレム物の主人公としては素晴らしい逸材であると同時に、この物語の主人公にふさわしい存在であると思われる。

次にヒロインについて書いていくことにする。
現時点で主人公の義妹となっているのは一人だけなので、そのヒロインに関してとなってしまうが、彼女は主人公が告白をした相手であり、この物語の始まりを告げる少女である。
彼女を一言で表すのならば、私はこう表現する。すなわち「超超王道系ヒロイン」であると。
具体的な彼女の魅力については、ネタバレになる上に作中で確認してもらいたいので省かせてもらうが、彼女はそう……ヒロインになるためにうまれてきた少女と言えるのではないだろうか? つまりはあざといくらいに可愛いが過ぎるのである。

ここから追記

次にヒロインとなったのは、大和撫子。
現実ではもはやお目にかかれないレベルの、古き良き大和撫子である。
具体的には、財閥のご令嬢であり、婿となる男性のために作られた少女だ。
まぁ、こういう設定は昔からよくあるものではあっても、王道系ヒロインであるがゆえにその可愛さや魅力は折り紙付き。
そんな少女から主人公は相談を受け、彼女を義妹にするのである。
具体的な流れは読んで確認して欲しいのだが、一人目の少女に負けず劣らずのヒロインであり、一部の読者はこちらの方が好きな方もいると思われる。

そして三人目だが、なんと先輩である。
そう、年上なのに義妹なのだ。
恐らくこれを見て、ほとんどの人がわけわからんとなるだろうが、大丈夫、エロゲーやギャルゲー界隈では普通のことだ。
そしてこの三人目、クーデレ系口下手スポーツ少女である。
うん、これまた属性てんこもり。某ラーメン屋さんで全部ましを頼んだ上に、ライス特盛りに餃子までつけたような存在だ。
そしてそんな彼女もまた、用意されているのは王道ストーリー。
ゆえにこそ、彼女との関係を深めていく中で彼女に惹かれ、彼女のことを好きになっているだろう。

そして四人目、彼女で現状最後であり、ハーレムを締めくくり、ハーレムを完成させた存在だ。
このヒロインは、ずばりギャルである。
現代においては、ギャルという存在も細分化されているのであるが、このギャルヒロインも他のヒロインたちの例に及ばず、王道系ギャルである。
古き良きギャルというと、現実と混同してしまって勘違いが発生すると思うので、このギャルヒロインを他のヒロインのように定義する。
つまりはこうだ、オタクに優しい系清純青春共感乙女ギャル。
うーん、またしても属性てんこもり。
まぁしかし、属性を羅列しただけではわかりにくいかもしれないので、具体的に書いていくと、陽キャでありカースト上位でありながら、オタクなどのカースト下位にも優しくて分け隔てなく、しかし援交などの黒い物とは結びつかず、その上で心に少しだけ暗い部分があり、しかしそれゆえに誰よりも明るくあろうとする。
彼女はそんなヒロインであり、そんな彼女を救うために、主人公は初めて自らの意思で義妹化を行うのである。
ゆえにこそ、彼女によってハーレムは完成し、主人公は改めてヒロインたちを受け入れ、義妹と一緒に幸せになることを決意する。

そして、このギャルが義妹になった後に待つのはそう、アフターストーリー及び種明かしである。
つまりはヒロインたちとの遠慮がなくなったイチャイチャであり、この作品世界及び義妹化現象が何故起きたかの答え合わせ。
そして、その答えは是非とも読んで確認して欲しい。
と言っても、特に難しいことは何もない。頭を空っぽにして、彼と彼女たちを祝福してあげれば良いだけの話だからだ。

ここまで追記、以下はあえてそのまま残す

最後に、この作品の設定などについて書いていくことにする。
まずは最初に書いたとおり、この世界はSF(少し不思議)系ラブコメの世界である。
そしてこの物語の核心である恋人=義妹というものは、都合の良い……良すぎる少女たちのことであり、何故そうなっているのか、この世界がどうなっているのかなどの根幹部分は、一部を除いてまだ明かされていないのだが、主人公自身が疑問を持ち、謎を解こうという描写が多々ある。
ゆえに私はこの物語を、ただのラブコメではなくSF(少し不思議)系ラブコメと表現したし、恐らく最後の方で明かされるであろうこの根幹部分によって主人公たちは、ハッピーエンドに向かうための選択などをするのだと思われる。
なので私は……この作品のこれからに大いに期待し、更新されていく彼ら彼女らの物語を見守り続け、そして何かが起きる度に一喜一憂していくのだろう。

とても長くなってしまったが、私がこの作品を好きであり……この作品をもっと沢山の人に読んで欲しいと思っていることは伝えられたかと思う。
だからこそ私は……このレビューを読んだあなたがこの作品に興味を持ち、一緒に応援してくれることを願っている。