あとがき日記
本編の小説の文字数は1997文字になっています。
私がお題の発表を目にしたのは、11/30の朝。
昨日の出勤は朝の6時30分には家を出る。通勤ラッシュが嫌いだから、早くに会社に着くが、始業時間前まで駐車場でスマホを見る。
と言っても、小説サイトを見るだけでゲームはしない。
契約ギガ数も1ギガなので(^^ゞ
クロノヒョウさんの企画を発見。
お題は「最後の花火」
花火で考え方が2つある。
火薬を用いた花火と、比喩表現での花火。
車の中で考えるが、どちらも思いつかない……。
仕事をしながら考える。
やっぱり思いつかない……。
ひねった考えは止めて、純粋に花火を用いて最後を考える。
難しい。
発想力が無くて、全然思いつかないまま帰宅する。
風呂、飯を済ませて、花火の事を本で調べる。
慰霊と疫病退散の為とあった。
花火には鎮魂の意味があったことを知る。
ならば、花火で鎮魂をさせてみようと思い、そこから話作りになる。
主人公に女性を置く。
舞台を夏祭り。
小さな女の子を配置する形で、話を書く。
書いていて、ふと思う。
小さな女の子を幽霊役にしていたが、主人公を幽霊にするのもありだと。
でも、取り敢えずはどっちでも取れるように書き、終盤あたりで主人公を浮遊霊にすることにして書く。
【浮遊霊】
自分の死を理解できないことや受け入れられないことにより、現世をさまよっているとされる霊
昨日の23時頃に形になる。文字数は3700文字くらい。
今日、帰宅をして校正を行う。
カットをする。
1997文字にして完成ヽ(=´▽`=)ノ
ちなみに、小さな女の子役の弥生は、
『雪降る夜の一夜酒』
https://kakuyomu.jp/works/16817330649795187849
に登場する天神弥生の幼い頃としてみた。両親とともに登場している男の子は、弟の聖治ということです。
浮幽霊を見れるなら、古神道を受け継いできた家系の人々が何となく妥当かと思いそのようにしてみました。
いや、話は単純なのに時間がかかってしまったのは、仕事中に草案ができなかったこと。
本を調べて意味合いを考え、そこからストーリーを考えてしまったのがタイムロスでした。
余談。
当初のエンディングには、
世界が白く静かに染まる。
どれくらいの時間が経っただろうか。
誰かに呼ばれて、楓は目覚めた。
ゆっくりと瞼を開く。
祭り囃子が聞こえる。
目の前に、浴衣姿の美しい女性が立っているのが見えた。
年齢にして自分と同じくらいの、20歳位だ。
「また会えたね。お姉ちゃん」
女性は微笑み、楓に、りんご飴を差し出していた。
というものを書いていましたが、ボツにする。
お盆の霊の里帰り、あるいは生まれ変わりという感じにできるなと思いつつも、主旨がずれている気がした。
昔から思っていたのが、お盆と生まれ変わりという考え方の矛盾です。
日本古来の信仰として、お盆と正月に祖先の霊が帰ってくると言う考えがあるが、海外から導入された仏教には輪廻転生という考えがある。
この2つを一緒にすると、矛盾が生じます。
私としては、人が生まれ変わるというのは良いと思う。
でも、祖先の霊が帰ってくるのもありだと思う。
なので、霊魂という言葉から、別々に考えてみた。
つまり、魂そのものは新たな生命になり生まれ変わるが、その人の霊(うまく説明できませんが)が帰って来るというもの。
まあ何となくというものですね。
主旨としては「最後の花火」ということで、楓を成仏させて終了としました。
それにしても、昨日から夜が寒くなりました。
布団に潜りつつの執筆です。
それに企画終了時間がギリギリになってしまいました。
これにて終了と致します。
ご高覧、ありがとうございます。
お別れ花火 kou @ms06fz0080
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