逃避し続ける若者の姿をご覧ください

 自分の出自も本名も記憶にないラインハルト・リッヒ(仮名)には逃避癖があった。
 つらいことなんてしていられるか!
 だから僕を知っている神官のオルランドさんを頼ってさまざまな状況から逃げ出した。
 もう何度目の逃避だろうか。
 そして彼は本当の名前を知り、人生と向かい合うことを迫られる。
 根性なしの主人公は、果たして逃避せずに、自立へ向けて修行に打ち込めるのか。
 はたまた、さらに逃避してしまうのか。
 根性論を嫌う主人公が巻き起こすドタバタ劇。
 一度お読みくださいませ。

 なお「ボーイズラブ」のタグがあるのをお見逃しなく。