心を読めても、ままならない。

人の心が読めたらどれほど楽に生きられるか。

そのメリットだけを見ればチート能力。そのデメリットを描くのも今やありきたりです。

しかし、恋心を抱く相手の思考に圧倒された「さとり」の青年が、そこに並び立とうと決意するこの物語は「さとり」=悟りの物語として、ありきたりを踏破したユニークなドラマになっていると感じます。

是非ご一読下さい。

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