前作もあわせて完成する物語です

はじめまして、企画から参りました。
続編とのことでしたので、前作と合わせて拝読させて頂きました。

風習に対するやるせなさや理不尽さを感じているが何もできない空気感や、諦めであったり、誰かの犠牲が当たり前になっている村人たちなど怖さを感じました。

同時に、鬱屈した雰囲気の中で、淡々と真っ直ぐに希望に向かっていく主人公たちに読者の視点で感情移入し、苦しくなりました。

最後の場面は悲しくも綺麗で、後を引く雰囲気に感動致しました。

素人意見で大変失礼致しました。
読後感がとても良かったです。