場面転換シーンって「◆◇◆◇」にしてます？ それとも「------------」にしてます？

場面転換シーンって「◆◇◆◇」にしてます？ それとも「------------」にしてます？

場面転換シーンってありますよね。

この時文章に

◆◇◆◇

と入れて場面を転換してますか？

それとも

------------

にしてます？

それとも

〇●〇●

にしてます？

それとも

□■□■

にしてます？

また

◇

と一個だけの人も居ますよね？

これは文芸作法上では明確なルールが無いんです。

強いて言えば軽い物語とかいわゆるなろうでブームの悪役令嬢系では「◆◇◆◇」を使うことが多いですけど結構重い作品やビジネス小説などでは「-----------------」が多いですよね。

皆さんはどちらを使いますか？

ちなみに「☆☆」は使わない方がいいと思う。頭が軽い作家に見えるからだ。これは個人的な意見だけど。また「*」（アスタリスク一個）もやめた方がいいです。文芸的には「*」でしょうけど、ＷＥＢでは見ずらいし、下手すると「〇〇〇」（18禁用語のため全部伏字）と解釈する人も出ます。

「□□」はカタカナの「ロ」と区別が付かないから辞めた方がいい。「〇」のみも「ゼロ」と間違えるから辞めた方がいい。

「――――――」（ダッシュ線６本等）は「――！」と区別が付かないのでこれもＮＧと考える。

「一方その頃……」というように文章で場面シーンを作る人も居ますがビジュアル重視の今は純文芸以外辞めといた方がいいですよ。なぜ私が「-----------------」と使うのかと言ったら「*」だとそういう風に解釈する変な人が若干名居るからなのです。若干名ならいいじゃないかと思う人も居るのかもしれませんが、そういう人に限ってネット上での声が大きいんですよ。

【効果】

１：◆◇◆◇

最も無難だと思われる。逆に言うとインパクトがない。

２：◇◇◇◇

悪役令嬢、異世界恋愛向け。

ポップな感じ。同じ悪役令嬢でも処刑シーンや投獄シーンには向かない。

３：-----------

ダークファンタジー、ビジネス系小説向き

ポップな感じでは場面展開したくない人向け

４：◇

ちょっとだけ場面が変わる場合に使える。

悪役令嬢、異世界恋愛向け。特にお茶会シーン向け。

５：◆◆◆◆

暗転シーンにお勧め。

異世界転生、ハイファン向き。

６：〇●〇●

コミカル系向き。ギャグ小説など。

７：■□■□

和風ファンタジー、中華ファンタジー向け。市松文様に似てるからだ。

８：一方その頃……。

純文学、大衆文学向け。なお純文学の場合はもう残りを白紙ページにする場合もある。

９：■■■■

独断だがＳＦに向いてる。「■」はボタンに見えないか？

だからＳＦ向きだ。

10：▽▽▽▽

アクションゲームを模した小説に向いてる。なぜなら刃トラップに似てるからだ。「下スクロールお願いします」と言う意味にもなる。

11：閑話休題

エッセイ向けだな。

12：～～～～～～～～～

正直言って止めた方がいい。ださい。ただし、海をテーマにした小説なら有りだ。

13：◆

なんとなくだがローファン向けでは？　エレベーターの通過階表示欄に似てる。それも八十年代頃に作られた古いエレベーターによくある奴だ。もちろん、勝手な独断と偏見だが。

もちろんドス黒い悪役令嬢向けにも使える。ダークファンタジーにも使える。

14:△▼△▼△

何も思わない。強いて言えばローファン・ハイファン向けか？

15:▼▼▼▼

なんとなくだがローファン向けでは？　ダンジョン系。「下にまいります」的な。もちろん勝手な独断と偏見だが。

※「△△△△」と「▲▲▲▲」は止めた方がいい。「上スクロールしてください」と言う意味になり、すなわち「読み終わった文章に戻れ」と言う意味になる。

16：◎◎◎◎や◎

ばかっぽい。辞めた方がいい。

17：●

止めた方がいい。読者が「ゴミ」かなんかと勘違いするから。特に古本になると本って汚れが付くんだ。中古本になった自分の本のことまで考えた方がいい。

18：・*:.。. .。.:*・　など

キラキラ系はばかっぽいから辞めた方がいい。よく悪役令嬢系で見るけど。作者には申し訳ないけど。ただし児童文学、童話では使える。つまり童話向け。中学２年生以上がターゲットのラノベでは使わない方がいい。なお最近青い鳥文庫などでは中学生向きの児童文学を刊行しており事実上のラノベ進出となっている。それでも14歳までだろう。15歳以上はさすがに読まないのでは？

19：♯や♪

音楽系の作品以外ありえない。

以上。

深いでしょ？

たかが場面転換シーン、されど場面転換シーンです。

みなさんはどう思いました？

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