これはコードギアスのファンタジー版

小説、特にライトノベルでは一般的に言って
・ボーイ・ミーツ・ガール
・主人公の成長譚
・俺Tsueee
のいずれかにカテゴリーされると思います。

でも、このお話はその全てを包含して、さらにその先を模索しているように思えます。

主人公がライトノベルの悪役として転生し、死ぬのが嫌だから何がなんでも強くなろうとしているのがその典型。さらに、出会う女性が次々と主人公に恋をする。
闇魔法という狂った魔力を行使して、主人公は少しずつ強くなっていきます。

そしてついでに言うと態度がデカい。

ここ(第61話)まで読み進めて思いました。
ルークのキャラクター設定は非常に優れている、と。

コードギアスのルルーシュもかなりアレな主人公でしたが、このお話のルークもそれに負けずとも劣らないだけの個性を持っています。
しかも、舞台が徐々に拡大し、それだけ主人公の活躍場面も増えていく。

これは確実にアニメ化されると思いますね。

タダで読める今、必読です。

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