正体不明に人類の天敵を前に、世界の命運はヒロインにかかっていた。無力な主人公とヒロインの関係性、主人公の葛藤。読後には不思議な満足感を得られます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(214文字)
黒い雪が降り続いた後、終わらない夏が始まった。終末戦争から数年を経た世界の隅で、独りの元パイロットの数奇な運命が幕を開けます。人類を瀬戸際に追い詰める謎の敵、身に迫る断続的な攻撃。あらゆる希…続きを読む
もしこの物語を3話読めば、理解できるだろう。「これ、エヴァンゲリオンだー!」と。作者の弐護山さん曰く、「同じだけど……ちがった奴をくれ」とのこと。その試みは成功していると思う。冒頭のエヴァンゲリ…続きを読む
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