第18話 現地調査:ハードモード(3)
アーヤはしおしおに枯れたシェイマスを連れ、宿場町の宿に戻ってきた。
一階の食堂はちょうど昼時で、街道を行く旅客が多かった。そこでランチを注文し、飲み物は品書きの木板を吟味する。
「飲み物は……あっ、果実酢の炭酸水割りで!鉱石屋さんは?」
「……
『うぉぉぉぉぃっ?!』
アーヤは心の中で激しく突っ込んだ。まだ昼の上に仕事中だろうが、彼は最早そういう心持ちでは無いらしい。『えぇい、一杯だけは見逃してあげる』、そう妥協しながら、席に着くと直ぐにやってきた飲み物に口をつける。
木杯に注がれた果実酢は強めのベリーだ。炭酸水で薄まり、酸味も甘味もちょうど良いし、なにより疲労した四肢に炭酸が染みた。ひとしきり喉を鳴らすと、おもわず、
「……あ”ーーーーーーーーッ!」
宵の酒場の酔客達のような声をあげた。
気づくとシェイマスが苦笑している。
「その反応、本来なら俺がしてるんだよな」
「そう思うくらいなら自重してください。あと、こういう時の反応は魂の要求なのです」
「いや、すまんて」
眉毛だけ器用に曲げてしょぼくれさせ、シェイマスは
「それで、どうしてもう駄目だぁ、お仕舞だぁ、って雰囲気になってたんですか?」
そう問われると、シェイマスは喉の奥で唸り声のようなものをあげる。
「さっきの顛末だが、俺たちは死んでいても全くおかしく無かった……」
「翠玉の塔のイライジャ・クレイグス教授ですね。まさか麓まで直接に追い返されるとは、思っても見ませんでしたけど……あの時の最初と最後でヘンな音がしてましたが、アレが無かったら大地に猛速度でぶつかって、赤い染み……とか?」
「うん、ありゃあ、戦中派の戦場に慣れ親しんだ魔術師だ。俺たち戦後派とは別の生き物だぞ」
「わたしは戦後生まれのピチピチですけど……鉱石屋さんって、戦争中に生まれてますよね?」
「そ-ゆー敏感なところを指摘しちゃいけませんー!泣いてる子だっているんですよ!……ともかく、戦場の魔術師ってやつは厄介なんだ。すべての自己の
シェイマスは不貞腐れて過激な物言いになったものか。アーヤも聞いていて、さすがに困ったような笑みを浮かべた。
「さすがにそれは言い過ぎなんじゃ……?」
シェイマスの内心の葛藤までは解らないが、彼は「アーヤ君」といつもの調子に戻って言った。
「
哲学だろうか。郷里の山の神殿が教室だったアーヤは、そういう高等教育は受けていない。が、他種族国家であるアメリア連合王国の成り立ち上、各種族の違いは義務教育としてよく聞かされていた。
それでも人の街で率先して生活するのは、好奇心と社交性に長けた
何のかんのと皆、自分の生活の安堵こそ積極的だが、変化は求めていない。盟主である王家もそれを断行できるほどの傑物を輩出しておらず、寡頭制の中心が人間であるに過ぎなかった。
アーヤは少し悩んだが、
「人間の良いところって……寿命は
「たまに君って厭世的というか、擦れてるというか……」
シェイマスは眉間に皺寄せるが、そう言うなら、こちらもお定まりの屁理屈なので、エールを一口含み、口と舌を軽くする。
「……だが最も人口が多いのも人間なんだよ、アーヤ君。人間はどの種族よりも環境に適応してきたんだ。それは敷かれている規則を理解し、改変する力を持ってるって事だ。戦争における魔術の運用というのも……まさに、コレなんだよなぁ~」
シェイマスは自分の発言で急速にテンションが下がってゆく。
「まったく、何なんだよ、山の上から完全に制御された空中他者移動って!?俺たち二人分の重量と同等なら、結構な大きさの岩石くらいになるぞ。同じ速度でぶつけりゃ、それなりの城砦だって損壊するだろうよ」
と、愚痴に合わせていても仕方ない。アーヤはイライジャの経歴にあった”空間への影響全般”という文言を思い出した。
「確かイライジャ・クレイグス教授の専攻は”空間への影響全般”とか、何とか……」
そう聞くとシェイマスは初耳だったのか、鉛を飲み込んだような顔になる。
「なるほど、俺たち二人を同時に浮揚させて飛ばしたわけじゃなく、俺たちを周りの場ごと切り離して飛ばした、という辺りかな。それなら二人分の集中と疲労でなく、あくまで一か所への魔術の行使になる。まだしも現実的だ」
かわりに、より絶望的な戦力差が判明したわけだが。シェイマスは物騒な事をいうと、眉間に皺を寄せて麦酒を嚥下する。
『聞きたくは無いけど、聞く流れ何だろうなぁ』
そしてアーヤは身も蓋もない察し方をしながら、結局は問い掛けるのだった。
「何が判ったんです?」
「戦中派魔術師の連続技というか、必殺魔術的なものがあってだね……標的を魔術で作った見えない檻で囲った後、その中に水を流し込むとか、土を流し込むとか、空気を破壊するとか……後はさっきのように、放り投げるとか。そういうのが特に得意な人って事だよ」
「あー、”空間への影響”って、そういう事ですかぁ……王都の魔法大学って兵学校の事でしたっけ?『殺すために生まれて来た!』とか叩き込まれる所です?」
魔術の講義で48の殺人技でも習う場所だったのか。アーヤの殺伐とした想像にシェイマスは苦笑。
「何しろ戦時だったからねぇ」
「魔法って、もっとこう……夢と希望というか、冗長性があるというか。そういうモノじゃなかったんですか?」
「残念、その後に続く言葉は『お前のは魔術じゃない。どちらが正しいか地下闘技場で魔術で決闘だ!』だ」
「もっと実生活に寄与しましょうよぉ。例えばわたしの使ってる魔法の道具って、兵隊さんが便利使いするために作られたんですよね。冗長性ありますよね、便利ですよねっ」
「そうだね。起動の言葉が決まっていて、簡便に効果を発揮する。他にも魔術師が横一列に並んで、お定まりの詠唱をすると敵陣へ向けて【爆裂火球】や【集団遊眠】を一斉に放つとか……ああいうのは戦時中に広まった印象風景だ。効率的とか即時性とか、あとは正に、利便性とか」
「……鉱石屋さんはうら若い乙女の夢を壊すのが趣味か何かで?」
アーヤは彼の語るハイスピード登山スタイルの
「現実は情け容赦がないんだよ」
シェイマスは肩をすくめて見せた。
「差し当たっては高位の魔術師への対策だ。ああいう手合いは、詠唱なんてモノは必要ない。目が合った頃には、並の魔術師が何節も口にしているような段階に一瞬で深く集中し、次の瞬間には相手の心の臓を止めている。言葉は必要ない。思索だけで目の前の世界を変えてしまう」
「それじゃ、まるで……」
神様、そう言いかけてアーヤはなけなしの信仰心がはたらき、続く言葉を飲み込んだ。
何を言いたいか察したシェイマスは、口をへの字に曲げる。たぶん同意に近い反応だろう。
「万物の根源たるマナを介して世界をご創造なされたのなら、その過程は同じかもしれないな。かつて栄えた魔法帝国はね、そういう領域に近付き過ぎたから怒りを買って滅ぼされたのだ……なんて、神学者の坊さんたちの言い分だ」
それから料理が来たので、暗い話はひとまず棚上げされた。
このままだと例えイライジャがミスリル密造に関与していたとしても、彼の胸先三寸で事実を捻じ曲げられてしまう恐れがあった。乱暴な話だが、嗅ぎ回っているアーヤたちを物理的に排除する事が容易いのだ、それくらいには実力差がある話だった。
食事が終わり、ひとまずその日はお開きになる。翌日にカナル村へは行くが、シェイマスは魔術対策のために今日の午後は奔走するようだった。
「まー、間に合わないかも知れんが、ひとつくらいは宛てがあるから、その手配をしておくよ……」
早馬を遣ってピットブルクのブレンダンに仔細を伝え、何らかの助力を乞うのだろう。だがあまり期待できないだろう事は、彼の眉間の皺の深さが雄弁に語っていた。
~ ~ ~ ~
昼下がりの宿場町。まだ日も高いので、荷馬車が忙しなく行き来している。車輪の蹴立てる先から土埃が立ちのぼり、町家の間には黄色い靄が掛かったようだ。
あんな中を歩いては埃を吸い込んで口の中がもやもやしそうで、アーヤは足早に道を過ると、高札場にやって来た。
おりしも昼の王国週報”風の声”が最後のプログラムを終えたところだ。
昨今流行の歌姫五人による音楽ユニット”戦乙女”のアップテンポな締めの歌唱が終わり、それが目当てで最後まで視聴していた男性ファンたちが興奮の体で解散してゆく。
人の波が掃けてゆくのと入れ替わりに、アーヤは一仕事を終えた神像の投影機の裏へ取り付く。情報産業の裏方が、人と真逆の動きをするというのも皮肉が利いていた。
昨日と同様に魔法の小杖を介して広域魔術情報網”間の網”へ接触すると、本局の編集長から
『馬車強盗の件、怪我がなくて何よりです。迫真の内容なので、全国版の中で少し取り上げましょう』
どうやら昨日の強盗の捕り物が、多少なりとも採用されるらしい。アーヤは小さくガッツポーズをとった。出張中だろうと時間を絞り出し、まとめた甲斐があったというものだ。
それから編集長からの伝文を読み進めると、相変わらず何処かで見られているのでは、と思ってしまう内容に、思わず背後に誰もいない事を確認した。
『翠玉の塔の教授は従軍経験のある戦闘魔術師で、大軍に匹敵する恐ろしい術者です。軽はずみな接触は控えるように。取材の要があるなら、彼が社会的立場を忘れないような状況を作る事を勧めます』
「……もう軽はずみに接触しちゃったんですよね~」
アーヤは引き攣った笑みを浮かべる。それでも顔は隠していたし、直接やり取りしたのはシェイマスなので、王国週報の地方局員アーヤ・カーソンとしては記憶にはないだろう。
やりようは有る筈だった。
編集長の言うイライジャの社会的立場というのを考えてみる。
単純な話、複数人で接触する。もう少し搔い摘むなら、翠玉の塔の調査団と一緒にいる時に、王国週報の名を出して正式に取材を行う事にする、だろうか。シェイマスの
アーヤたちの背後には、既にそれだけの人の目がある事を伝えるのだ。
『教授っていうくらいだから、頭も良いだろうし……そういうの、ちゃんと察してくれるんじゃないかな?うん、けっこう、何とかなりそうかな』
と、彼女は楽観する。なお、それでここの所、ほぼ毎日、何らかの危険や荒事に巻き込まれている事は考慮に入れないものとする。
意気軒高にアーヤは宿に戻る。
日もまだ高い。今のうちに宿の水場と道具を借りれば、衣服の洗濯が出来そうだ。謝礼を包む余裕があるなら、宿の方で洗って貰えたろうが、やはり割高になる。洗濯機なんて便利なモノはないので、洗濯は重労働だ。
旅には新しい肌着を用意し、殆ど洗濯しないのが旅上手、という極論すらある。
アーヤはそこまで乙女の尊厳を割り切れないので、時間を作って自分で洗う事にした。この辺りの機微は、女冒険者の数が少ない理由の一つかも知れない。
洗濯板に植物由来の発泡液を垂らし、衣服を揉んで汚れを落とす。続けて泡をすすいで落とし、水分を絞るのだが、やはり重労働だった。
さっきは生活に即した夢と希望のある魔術、なんて言ってみたが、現実はこれである。目と目が合えば相手の心臓を止めてしまう大魔術師でも、着ている長衣を一瞬で綺麗にする事なんて出来ないのだ。
だが戦中派の魔術師に、例えば地球の洗濯機の概念を語った者がいたところで、閉鎖空間に液体を流し込んで回転させるという新たな尋問--拷問?--呪文が誕生するだけだろう。
シェイマスの言う”戦中派は別の生き物”という言葉には、それだけの隔絶が籠められていた。
そして戦後派であるアーヤはと言えば、宿の部屋へ戻ると物干し用の縄を部屋の角から角へと斜めに掛け、洗濯ものを次々と吊ると、手荷物から魔法の小杖を一本探し出して、
「風は吹きて淀みを払う」
起動の合言葉を唱えると、先端の水晶が鈍く輝き、空気が渦巻くと風となって押し出された。【送風】の魔術が籠められた小杖だ。
と言っても、精々そよ風程度の力だ。アーヤは小杖を部屋の壁際にある机に置くと、風向きが洗濯物へ向くように調節する。
ささやかな乾燥機だった。これはアーヤとしては重宝している。乾燥までの時間を短縮できるので、不規則になりがちな取材の最中に洗濯の機会を多く取れた。
しかしながら本来は、軍隊が低地や隘路に立ち込める有毒ガスや、
それが戦争も終わり、軍備再編となって、要求性能に達していない戦時標準の急造品の魔法の道具が、大量に民間へ放出された。王国週報的にはこの機に取材道具になる【録音】や【記録】の小杖を確保したかったのだろうが、そうそうウマい話もなく、実際にはまばらな性能の”お徳用セット”が各支局へバラ撒かれる事になる。
その結果が衣服の乾燥なのであるが、ひょっとしたらアーヤは未だ殺伐とした戦後の大陸で、最も魔術を健全に使っているのかも知れない。
まぁ、そんなトンチキな事を当人が考える訳もなく、アーヤは部屋に備え付けの丸イスに腰を落ち着けると、疲労もあって壁に背を預け、深いため息を吐いた。魂が抜け出すような長いやつだった。
今日も今日とて、いろいろな事があった。とりわけ早朝からの山登りは堪えた。その挙句が山頂からの直接下山だ。
そんな真似を事もなげに行うイライジャ教授を相手に、どう話を聞いてもらうのか。
いっそシェイマスが持っているヘンテコな魔法の道具が、絵草子のように秘めたる力を開放し、解決したりはしてくれないだろうか。
まったく取り留めない考えが浮かんでは消える事を、アーヤは疲労と眠気のせいだと気付く。こういう中途半端に頭が動いているのは、よくない。またぞろ、引き込まれる。
『あー、”しじま様”困ります、あー、お辞めください。配下の巫女の夢に軽々しく出てきてはいけませんっ。あー、いけません』
少しは抗ったものの、アーヤの意識は眠気に誘われるまま、すとん、と夢の中に落ちていった。
~ ~ ~ ~
夢に出る故郷というのは、望郷の念が降り積もって形となったものか。しかしアーヤの場合は得体の知れぬ闇の神々の一柱、”しじま様”がセットで出演するため、故郷に関した夢の内容は大概、悪夢になる。
今も実家の山里の中にあった古びた木造の神殿の礼拝堂で、老神官が一般教養的な内容の授業をする、過去の何処かでの風景が流れていた。
そこにいるのは山里から集まった、年齢もまばらな子供たちだ。当時は思い思いに
喋り出し、我慢の出来ない幼い子もいたりで、あまり授業にならなかった。
が、夢の中の授業風景は不思議と静かだった。
皆が真っ直ぐと前を見ている。どうした事かと、アーヤは子供たちの顔を窺う。なお、この時点で自分が幼い姿をしているか、乙女なのか、主観視点なので判らなかった。
『うぇっ?!』
驚いて変な声が出そうになる。
子供たちは瞬きもせずに前を見据え、一心不乱に口をパクパクと開閉させている。
もちろん、ただ口唇を上下運動させている訳ではない。
「しじまよ、
それは故郷の山里のわらべ歌だった。歌詞の意味など子供の頃は気にも留めなかったが、色々と知恵が付いてきた今ならば、それは”しじまの神”を讃える内容であると理解できる。
が、それを身じろぎもせず、一心に歌い続けるとなると、
『だから、なんで怪奇寄りなんですか、ウチの神様はっ?!』
ウチの、と言うところがシャクだったが、とっさに思いつく言葉が無かった。そしてそう口にしてみて、アーヤは小首を傾げる。
口から出たはずの突っこみが、音になっていなかった。ただずっと、あのわらべ歌が響いている。
『……もしかして、怪奇呼ばわりで気を悪くしたのかしら』
あまりに代わり映えしない様に、そんな風に思う一方で、自ら巫女に認定した者の夢に、わざわざ正気度だけガリガリ削るような内容を送り続けるものだろうか、とも勘ぐる。
ではこの難解な合唱風景は、神託の類なのだろうか。
真意—―解りたいとも思わないが—―を図るべく、釣り上げられて酸欠になった魚みたいに口をパクつかせる子供たちを、じっくり観察してみる。
彼らは瞬き一つせず、まんじりとも動かず、礼拝堂の長椅子に座って背筋を伸ばし、一心にわらべ歌を続けている。
「しじまよ、
その姿が薄気味悪いのはもちろんの事だが、歌も奇妙だった。それはおそろしく静かで均一な歌で、何人もの子供が合唱しているのに、独唱のように聞こえる。まるで、それ以外の音が流れるのを許さないかのようだ。
歌は薄暗い礼拝堂に木霊している。天井近くに採光窓があるが、厳しい冬を耐えるために構造上脆くなる部位は小さくまとめられる。だから窓から入る光も弱々しく、礼拝堂の中はいかにも重苦しかった。つまり、
「やっぱり、すごく気味が悪いんですけどッ!!」
突っ込みにも思わず力が入る。これが悪かった。
夢の外の現実でも、思わず握りこぶしを作って、それが座りながらうたた寝していた丸イスにぶつかった。
曲げた指の第二関節の、骨の角が、ごつんと木材に。
「あいだぁっ!?」
淑女的でない悲鳴をあげ、アーヤの意識は現実に帰って来た。痛みよりも手に走る痺れに閉口しつつ、涙目で辺りを確かめる。
窓の外は既に日が落ち、街の灯が見えた。
洗濯物は未だ湿っていた。が、魔法の小杖から流れているそよ風のお陰で、明日には乾いてくれるだろう。その見立てに小さな満足を覚えつつ、拳を擦りながら椅子から立ち上がる。
夜ならそろそろシェイマスも魔術対策を手配し終え、戻ってきているだろう。明日からの段取りも決めねばなるまい。
「いったん、合流しましょうか」
色々と考えを巡らせ始めると、拳を撫で擦っている理由も優先順位が下がる。痛みが引くとともに、やがてすっかりと忘れられてしまった。
異世界記者さん、走る ~そして転んで、悩んで、憤慨して得た真実の対価~ 藤木 秋水 @to1low
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。異世界記者さん、走る ~そして転んで、悩んで、憤慨して得た真実の対価~の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます