急転直下のミステリーホラー

序盤の和やかな雰囲気から一点、急転直下で恐ろしいホラーへと変貌する。
大きな緩急と、巧妙に張り巡らされた伏線の回収が非常に気持ちいい。
序盤、中盤、後半、読後でおそらくこの小説に抱く印象は大きく違うはずだ。
文庫本一冊ほどの長さも丁度よい。
夏も終わってしばらく経つが、背筋の凍るホラーが恋しくなったらオススメです。

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