番外編3 臆病者のプロポーズ 後編



 それぞれをゲストルームへ案内し休んでもらっている間に、ガウルの報酬に関するアンディとの話し合いが行われた。

 立ち会ったのは、冒険者ギルドマスターであるダンと、フォーサイス伯爵マルセロである。

 杏葉はメインテーブルではなく、補助的な窓際の丸テーブルに居た。『心細いので』とブランカを隣に、静かにお茶を飲んでいる。

 

 伯爵邸ダイニングの長テーブルで始まった話し合いは、アンディが口火を切った。

 

「こう言うと申し訳ないが、ガウル。我が国の国庫にはあまり余裕がない」

「事情は分かっているつもりです」

「だが、自由騎士団最初の報酬だ。今後の運営にも関わるだろうし、基準をしっかり決めた方が良いと思って来た」

「なるほど……そうでしたか」


 素直に頷くガウルをたしなめるかのように、マルセロが口を挟んだ。

 

「無礼にて申し訳ございませんが、陛下」

「いや。ガウルの御父上殿だ、自由に発言してくれて構わない」

「ありがたく。……まったく、相変わらず商談が下手だな、ガウル」

「うぐ」

「自分のためだけではない。アズハさんや部下たちのためだ」

「……そうですね……ならば、ダンの意見を聞きたい」

「はい。ソピアの冒険者ギルドでの相場をお教えしましょう。私が最初ガウル殿に護衛をと言い出した時の想定額でもありまして……」

 

 話を聞きながら、杏葉は最初のダンとの出会いや、いきなり獣人王国騎士団長を退任してきたガウルのことを思い返していた。


(まさか、別の世界にやって来て、冒険して、家族ができるだなんて……)


 夫も、義両親もいる。

 世界の危機は去り、平和への動きは目に見えて加速していっている。

 仕事は充実しているし、リリという相棒もいるし、ブランカという友人もいる。


(幸せだな……)


「ふふ」


 物思いに耽っていた杏葉を見たブランカが、思わずと言った調子で微笑みをこぼした。


「ブランカさん?」

「ごめんなさい。あまりにも、幸せそうな顔をしていたから」

「っ恥ずかしいです」

「可愛い~」

 

 窓から入ってくる太陽光が、ブランカの真っ白な毛並みとエメラルドグリーンの瞳を輝かせている。

 そんな狼獣人の女性が、パステルグリーンのドレス姿で微笑んでいる姿は――


「ブランカさんは、とっても綺麗です」

「あら。嬉しい」

「あ~。信じていないでしょ? お世辞じゃないのに」

「だって。気が強いとか一人で生きていけるとか、言われ放題なんですもの」

「ええ!?」


 ガウルとの婚約を解消したブランカ。

 獣人社会でも貴族令嬢の扱いとしてあまり良いものではなくなったと聞いた杏葉は、少しの責任を感じてしまっている。

 

「アズハさんたら。気にしすぎ。そんなの前から言われてたんだから」

「……」

 

 それを見透かすように優しく笑うブランカに、いつも心を救われている。

 だから彼女にも、幸せになって欲しいと強く思っている。


「聞き捨てならないな」

「あ!」


 いつの間にか丸テーブルの側に、憤慨した様子のアンディが立っている。

 会議の邪魔をしないようにしていたつもりが、おしゃべりに夢中になってしまった。

 すかさず立ち上がったブランカが、丁寧なカーテシーを披露する。

  

「申し訳ございません、陛下。お邪魔をしてしまって」

「いいや。話し合いは終わったよ、ブランカ嬢。どうか顔を上げて」

「はい」

「また会えて嬉しい」

「光栄にございます」

「いきなりこんなことを言っても信じてもらえないかもしれないけど」

「はい?」

「……わたしは、あなたのその強さや凛々しい美しさを、大変好ましく思っているよ」

「っ」

「できれば、口さがないことを言って貴女を傷つける連中を全員ひっ捕らえて、断頭台へ送り込みたいぐらいだ。それこそリュコスと戦争になっちゃうから、できないけどね!」


 ぱちん、とウィンクをしてみせるアンディに、ブランカの頬のあたりの白い毛が真っ赤に染まった。

 どういう返事をするのだろう、と杏葉がドキドキしながら見守っていると――


「陛下。我が国が野蛮と思われたら困ります」


 赤髪の狂犬ネロが、空気をぶち壊してしまった。つかつかと歩み寄ると、強引にアンディを退室へと促す。


「さ、話し合い終わったし、ディナーまで休みますよ! 見てください、ダンが船漕いでる」

「ふがっ!?」

「うわ。申し訳ない、ではこれで……おいネロ、挨拶ぐらいさせろ」

「はいはい。どうせすぐディナーで会いますから。失礼!」

 

 慌ててカーテシーをしたブランカが、アンディの姿が見えなくなってから、

「邪魔なのか助けなのか、難しいところね?」

 と苦笑していた。




 ◇



 

 ディナーでは、豊富な水源と森を有するフォーサイス領で採れる様々な野菜や、狼が好む獣肉のステーキ、季節の果物を中心とした料理が振る舞われた。

 マナーが分からない、と恐縮するダンやジャスパーに配慮して、ざっくばらんな会食形式なのが功を奏し、むしろ会話が弾んでいる。

 中でも、アンディと楽しそうに言葉を交わすブランカの様子に、杏葉は確信していた。


「アズハ? なにをそんなにニコニコしているんだ?」


 ガウルの口元についたソースをさりげなくナプキンで拭ってあげながら、杏葉はそっと囁く。


「ブランカさんの幸せが、見つかりそうだから」

「!」


 たちまちピルルン! とガウルの耳が動くので、「ダメですよ。平常心、平常心」と念押しする。


「いや……幼馴染ふたりが、と思うとどうしてもな……」


 耳の代わりに、尻尾がぶんぶん動き出したので、杏葉は色々諦めた。

 一方で、ずっと浮かない顔をしているのはリリだ。


「リリ?」


 杏葉が振り返ると、小さな声で「なんでもないにゃん」と返ってくる。いつもならかぶりついている骨付き肉が皿の上に乗ったままで、フォークを握った手も止まっている。

 向かいの席にいるジャスパーと、会話をしている様子が全くないことを心配していた杏葉は、食後のお茶の時間を迎えたころ――思い切って声を出した。


「あの!」


 首を巡らせると、皆が優しい表情で顔を向けてくれたので、立ち上がる。

 

「すみません。この場をお借りして、改めて皆さんにお礼を言いたくて。自由騎士団へ色々ご協力をいただき、ありがとうございました!」


 頭を下げた杏葉に、代表するようにして口を開いたのはアンディだ。

 

「お礼を言いたいのは、こちらの方だよアズハ。君の活躍でこの世界に平和がもたらされたこと、わたしたちは絶対に忘れない」

「もったいないお言葉です。私、新しい世界へやってきて不安でした。それをダンさんに拾ってもらえて、ガウルさんに受け入れてもらえて……みなさんとこうして食事ができること、とっても嬉しいです。ありがとうございます! けれど、平和と呼ぶにはまだまだ問題がたくさんあります。それで、前々から考えていたことがあります」

 

 おしゃべりが止みシンとなったダイニングルームは、先ほどよりもずいぶん広く感じる。

 杏葉は緊張で喉を震わせながらも、ひとつひとつの言葉を大切なもののように、吐き出した。

 

「人間たちは、獣人の皆さんを種族で呼ぶことを、なんとも思っていません。だから、平気で『猫』とか『犬』とか呼びます」

「! それは、いけないことなのかな?」

「はい、陛下」

「なんと……知らなかったな」

「それから、人間たちは、とってもか弱いです。限界まで疲れると、寝てもなかなか回復できません。ですよね、ダンさん」

「まあ、年のせいもあるけどな!」


 それにはガウルが疑問を口に出した。

 

「一日寝ても、か?」

「ああ。ほら、この通り。腹いっぱいになったからってまた寝てるだろ?」


 眉尻を下げたダンの横では、ジャスパーがその肩に頭を預けるようにして居眠りしている。

 

「……なるほど」

「こういう些細な認識の違いで、今日は深刻な争いが起きました。私は相互理解を深めることが、平和をもっと早くもたらすんじゃないかなと思ったんです」

「相互理解って、言われてもなあ」


 アンディの背後で首を傾げるネロに、杏葉は目線を向ける。


「難しく考えないでください。共通の文字を作って、絵本や物語から、お互いの文化を広めていきませんか?」

「絵本……」


 考え込むネロの前で、アンディは顔を輝かせる。

 

「それは良い考えだ。魔王との戦いでは、言語の違いが大きな障壁になった。それから取っ払おうということだな!?」

「その通りです、陛下。それには、両国の協力が不可欠です!」

「わたくしも、大賛成ですわ」


 勢いよく同意を口にしたブランカに、ガウルもアンディも頷く。

 

「そうだな。ブランカは、ミラルバの手記を広めたいと言っていたな」

「ええ。後世に同じことが起こらないよう努力するのも、わたくしたちの義務ではと思うのです」

「アズハの活動を、ソピア王国としても後押ししたい」

「陛下、そう簡単に同意されては」 

「ネロは頭が固いぞ」


 たちまちしかめっ面をするアンディの横で、ブランカが肩を揺らす。


「ネロが納得できるよう、努力いたしますわ」

「ブランカ嬢……!」


 温かい空気の中、リリだけが暗い表情をしていた。


「リリ?」

「みんな、きれいごとにゃね」

「え?」


 リリはハッとなった後、物音も立てず、風のように素早く部屋を出て行ってしまった。

 

「リリ!」


 追いかけようとする杏葉の手を、ガウルが止めた。

 

「そっとしておこう……おそらく、気持ちが追い付いていないのだろう。リリはああ見えて、常に前線に立っていた。残酷なことを散々見てきて、平和が信じられないというのも……俺には分かる」

「私、無神経でしたか?」

「いいや。いつも前に進もうとするアズハは、そのままでいい。あれは、リリの問題だ」 

「それなら、良いんですが……」


 落ち込む杏葉の目の前で、ダンが大きな声を上げる。

 

「無神経なのは、こいつだな」

「ふが!?」


 わざと大きく肩を揺らして、もたれかかっていたジャスパーを起こした。


「ったく。リリが拗ねて出て行ったぞ」

「ふええ……起き抜けにぶっこみますね……」

「探してこい」

「ういっす……あー、えっと、失礼します?」


 明るい茶髪のツンツン頭でぺこぺこしながら、ジャスパーが部屋を出て行くのを、杏葉は追いかける。


「ジャス! 一緒に探す!」

「お? おお、ありがとな、あじゅ」


 今度はガウルに止められなかったことに、密かに安堵した。


 

 

 ◇




「リリのお気に入りの場所があるの。こっち」


 ジャスパーと歩きながら、杏葉はこれはお節介なのかと少し躊躇ちゅうちょする。


「あの、ごめんね。勝手についてきて」

「いんや。助かる」

「そう?」

「はは。さっきまであんなに勇敢だったのに、すぐ弱気になるのな~」

「ええ!?」

 

 心外だ、とばかりに頬を膨らませる杏葉を、ジャスパーは横目で見て笑う。

 

「ま、ずっと弱気な俺より何倍も立派だな」

「何があったの?」

「ん~思った以上に酷いことがいっぱいあってさ」


 広い廊下を歩きながらジャスが静かに語ったことは、杏葉の予想以上に過酷なソピアの現状だった。

 

 魔獣に食い荒らされた、ということは『既得権益きとくけんえき』がなくなったことと等しい。

 領地を治めていた貴族がいなくなったと知るや、自分のものだと主張する者や奪う者がたくさん出てきた。武力を使ったり、記録を改ざんしてまで手に入れようとするのを防ぐため、関わる者たちは皆体力も精神力も限界をとうに超えているのだと言う。

 

「それでも、アンディ陛下はああやって明るく振る舞ってるの、すげえよな。ま、今回の旅はさ、ぶっちゃけ息抜きも兼ねてるみたいだけど」 

「……そう……」

「俺、わかんなくなっちゃってさ。平和ってなんなんだろな~って。自分の正義っての? 信じてやってきたけど、仕方なかったとはいえ、この手で……とか」


 手のひらを見つめるジャスパーは、きっとその手で奪ったものを想っているのだと杏葉にも分かった。


「ジャス……」

「情けないよな。ダンさんやガウルさんみたいに、強く進んでいきたいけど。だからリリになんも連絡できなくてさ」


 杏葉は、自然とジャスパーの手をぎゅっと掴んでいた。 

 

「ダンさんは、エリンさんやお孫さんの未来のためって言ってたよ。ガウルさんも、アンディ陛下と夢見た未来に向かってるって。ジャスは?」

「!」

「将来どうしたいかを、想像してみたらどうかな? リリと一緒にいたい、とか。場所とか。やりたいこととか。きっと今は必死すぎて、目の前しか見えてないだけだよ!」

「……将、来……」


 目を見開くジャスパーの青い瞳が、廊下の窓から入って来た月光に照らされてきらりと光った。


「ね? ほら。やっぱりあそこにいた」


 中庭へ出られる木の扉の横にある、大きな窓を指さす杏葉の人差し指の方向を目で辿ると――屋根付きガゼボが目に入った。こちらに背を向けて丸まるように座るリリの後頭部が見える。


「あじゅさあ……情けないけど、逃げられたら嫌だから、ついてきてくれる?」

「もちろん」


 扉を開けるとキイと鳴る蝶番ちょうつがいの音は、リリの耳にも届いているはずだが、動く気配はない。

 かつかつと石畳を並んで歩きながら、ガゼボに近づいていき、杏葉が声を掛けた。


「リリ?」

「……」


 中にあるベンチの上で片膝を抱えるようにして座っているリリが、ぴくりと耳だけで返事をした。尻尾がピーンと立っているのを見て肩をすくめたジャスパーが、恐る恐る声をかける。

 

「よお、リリ」

「ふん」

「手紙も出せなくて、悪かったって」

「別に~にゃん」

「あのさ……」 

「ほっといてにゃ」


 思わず声を出そうとした杏葉を、ジャスパーが咄嗟に手を出して止めた。

 

「なあリリ。俺、怖くてたまらないんだよ。匂いで分かるだろ?」

「……」

「俺がやってることって、正しいのかな。いつか、人殺しって言われるのかな~とかさ」

「言わせておけばいいにゃん」

「強いなあ、リリは」


 軽い口調のジャスパーにイラついたのか、リリはようやく顔を上げた。それを見たジャスパーは、座った姿勢のままのリリの横へ片膝をついて、その顔を見上げる。

 

「……あたいは、捨てられてからずっと戦ってきたにゃん」

「うん。癒しの泉で教えてくれたよな。尊敬してるよ」

「言いたいやつには、言わせておけばいいのにゃ」

「分かってるけどさぁ」

「ジャスは、優しすぎるのにゃ」

「そうかな」

「戦うのは強いくせに、心は臆病にゃ」

「そうかも」

「……でも、いちばん臆病なのはあたいにゃね」

「なにがこわい?」


 優しく問いかけるジャスパーをじっと見つめる、リリの茶色くて大きな瞳からは、涙がぽろりと落ちる。


「平和になったら、何をすればいいのにゃ?」 

 

 背後でやり取りを見守っていた杏葉は、瞠目どうもくする。

 リリは戦いの日々しか知らないのだ――その事実にたった今気づいた自分のことが情けなくなり、拳をギリリと握りしめた。


「うん、俺も同じこと思ってた。怖いよな」

「ジャスも?」

「そりゃそうさ。何したらいいんだか、全然わかんね。ほら、俺らの両手は……血みどろだ。だろ?」


 こくん、と素直にうなずくリリの膝に、ジャスパーはそっと手を置いた。

 

「だからさ。怖がり同士、一緒にいないか?」

「ジャスと?」

「そ。平和になった後、何をすればいいか一緒に考えて、それをやってみようぜ。もちろん、自由騎士団を思う存分務めた後でもいいし」


 ジャスパーの控えめな提案を聞いたリリは、手の甲で涙を拭くとふんぞり返った。

 

「まったく、やっぱりヘタレにゃね」

「えぇ!?」

「今すぐ結婚しろとか言えばいいのにゃ」

「あ、そっか。匂いでバレてんのか。言っていいの?」

 

 ぴーん! と立ったリリの尻尾に、杏葉は耐えきれずふふっと笑ってしまった。


「あ」

「にゃっ」

 

 話に夢中だったふたりは、杏葉の存在をすっかり忘れていたに違いない。

 振り返った両方共が、照れて焦り始めた。


「んふふふ。邪魔してごめん! 私、中に入っておくね!」

「んにゃっ!?」


 動揺して毛が逆立ったまま立ち上がるリリが、ジャスパーから逃げ出そうとした。


「あっ! こらまて」


 それを背中から羽交い絞めにするようにして捕まえたジャスパーが、背後から耳元で言った。


「……大好きだよリリ。俺と結婚して?」


 あまりにも素敵なプロポーズの言葉に、杏葉は「ひゃあああ」と叫びそうになったのを、両手で口を押さえて懸命に我慢した。


「リリ?」


 腕の中でぴたりと動きを止めたリリを心配したジャスパーが力を緩めると、その隙にリリはまたしても音すら立てず走り去ってしまった。

 

「うわ~、逃げられたぁ~!」

「次はきっと、裏側の噴水のところね」

「わかった! いってくる。うひ~、断られたらどうしよ~! こええ~~~~!」

 

 

 笑いながら走っていくジャスパーを見送った杏葉は――のちほどリリから、猫獣人に似合うようなウエディングドレスをどうしたら良いか? 夫婦てどうしたら? というような相談を、たくさん受けるのだった。

 

 


 -----------------------------

 



 お読みいただき、ありがとうございました。

 

 久しぶりに書きましたもふもふ通訳の世界、いかがだったでしょうか。

 平和になった後の方が、大変だったりします。

 杏葉とガウルの子どもまで行きつきませんでした……ひいぃ。

 とりあえず、本編最終話のブランカさんについては回収できました! ということでお許しくださいませ。


 

 私事ですが、小説を書き始めて2年が経ちました。早い!!

 続けて来られたのは、お読みくださる皆様のお陰です!

 本当にありがとうございます。

 これからも、ドキドキワクワクハラハラをお届けできるよう、素敵な物語を紡いでいきたいです。がんばります!

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異世界転移女子大生、もふもふ通訳になって世界を救う~魔王を倒して、銀狼騎士団長に嫁ぎます!~ 卯崎瑛珠@溺愛コン受賞 @Ei_ju

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