第20話 プロットの書き方

 今回も読者様のお悩み相談になります。


 【プロットの書き方】


 とのこと。


 ほへー。この様な【悩み】を持たれるんですね。


 私自身も勉強になります。


 そもそもの話、【なぜプロットを作らなければならないのか?】を【理解】していない素人作家が多いんですよ。


 プロットを作る【目的】を【理解】していないんですよ。


 【理解】していないから、ユーザーから【見向きもされない】作品しか表現できないんです。


 貴方は【なぜ】プロットを作られるのですか?


 それを【理論的論理的】に【言語化】して【説明】できますか?


 【目的が無いプロット】をいくら作っても【無意味なプロット】【無価値なプロット】【ユーザーに不利益を与えるプロット】しか作れません。


 ですから【見向きもされない】作品になるのです。


 ですから【ランキングに入れない】のです。


 【目的と手段が転倒している】


 【手段が目的化している】


 のです。


 【なんか知らんが、みんなプロットを作れと言うし、とりあえず真似してプロットとやらを作ってみるか】


 その程度の【思考】で【プロット】を作るから、ユーザーに【見向きもされない】のです。


 では、プロットを作る【目的】を伝えますね。


 世の中には、ユーザーを【虜にする】物語が沢山あります。


 ドラゴンボールとかスラムダンクとか、近年ならナルトとかONE PIECEとか。


 ユーザーを【虜にする】作品が多数あります。


 ユーザーが【ハマる】作品が多数あります。


 はい。これがプロットの【目的】です。


 【は?意味不明だ。何が言いたいんだ?】


 と思われましたかね?


 ユーザーが【ハマる】ことが重要なのです。


 漢字で書いた方が分かりやすいですね。


 ユーザーが【嵌まる】ことが重要なのです。


 プロットを作る【目的】なんて1つしか無いんです。


 【ユーザーを嵌める】


 ただ、それだけですよ。


 【ユーザーの意識を誘導して、物語に嵌める】


 ただ、それだけですよ。


 『銀馬車の紙商人』の1話の前書きに、こう提示してます。



 ぜひ【2章の27話】まで【暇潰し】でお読みください。


 多くの読者様が【ハマる】のが【2章】の【異世界】からです。



 きちんとユーザーに


 【オメーを2章の27話でキッチリと仕留めて物語に嵌めてやるからな?覚悟して読めよ】


 と提示してます。


 【ユーザーの意識を文章で誘導して、物語に嵌める】


 この【目的意識】が無いプロットは、プロットではないんです。


 【プロット擬き】なんです。


 【手段が目的化した】プロットなんです。


 では、実際にユーザーを嵌めるにはどうすれば良いのか?


 という【手段】の問題がでます。


 ユーザーの【喜怒哀楽】を【大きく】揺さぶることで、ユーザーを物語に嵌めます。


 【泣きゲー】や【泣きアニメ】が、まさに【喜怒哀楽】の【哀】で、ユーザーを物語に【嵌めている】んですよ。


 ユーザーはこう述べます。


 【この物語にハマった!】


 とね。


 違うんです。


 【この物語にハメられた!】


 が【真実】なんです。


 【目的】を【理解】している作者が作る【プロット】により、ユーザーは【ハメられる】んです。


 作者がユーザーを【ハメている】んです。


 ですから【プロットの書き方】は【ユーザーをハメることを意識して、作れ。何処でユーザーを仕留めて、ハメるのか?そこだけがプロットにおいて重要なんだ】です。


 【ユーザーをハメろ】


 【ユーザーの意識や感情を誘導して、キッチリと仕留めて物語にハメろ】


 【それがプロの作家だ】

 

 今回の話は以上!


 今回の話が役に立ったなら~中略~なろうの『銀馬車の紙商人』にポイントを付けてくださいね!

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お悩み相談室 旋律和音 @senritsuwaon

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