退廃していく世界の中で少女は星となる

 微量の毒を含む霧《毒霧》の発生により人々は狭い地下シェルターの中で暮らしていた。
 そんな衰退していく世界の中で写真をもとに絵を描き生計を立てるロウと少女エトが出会う。この邂逅がロウに一枚の忘れられぬ写真を齎す。
 彼が衝撃を受けたその写真から描く絵は二人に何を齎すのか?

 ロビベルβ小説大賞の2枚絵をモチーフにした作品です。そちらの絵を見ながら読まれるのもよいかもしれません。

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