悲劇ならぬ、喜劇!
読みやすい文面にするする引き込まれました。
主人公のツッコミがもう本当に的確で楽しい!
え、ご両親はどこ? みんなどうしてすぐにこの状況を受け入れられるの?!
なんて疑問がすらっと流せちゃうのはラノベならではの楽しみ方なのでしょう。
「押しかけ編」まで読ませていただきましたが、男性向けとありキュンポイントがもりもりです。
作者様の文才というか、読者を惹きつける文章力がきらりと光る楽しい作品だと思います。
少しだけ欲を言えば、ラノベに慣れない私のような者のために、序盤でキャラたちの家庭環境説明のようなものをもう少しいただければもっと楽しめると思いました。
キャラクターが本当に生き生きと動いていますね。さらに、一人ひとりのキャラが濃いので1章しか読んでいないのに、会話文でどのキャラがしゃべっているのかを判別できる。
序盤だと気を付けないと、誰がしゃべっているのかわからなくなりがちななネット小説でこれは凄いと思います。それも地の文少なめでというのは感服します。小説なら当たり前だと思われる方もいると思われますが、これって結構凄い事です。
さらに地の文少なめだからこそ、テンポよく会話とストーリーが進んでいく。会話がどんどん進んでいくのでキャラクターに共感出来て、ストーリーに引き込まれるわけですね。
率直に面白い小説だと思います。ぜひ、ご一読ください!!