星降る夜から変わっていく

流星の日から人が変わってしまったお嬢様と、ポンコツと呼ばれるメイドの物語。
人を拒むようになってしまったグレイスフィールと、前世に気付いた主人公と。二人の心の交流と、そこから広がっていくほかの人々との交流、そして変化が丁寧に描かれている。
そして明かされていく世界のこと。物語の筋書きのこと。
前世にある意味では振り回され、助けられ、そして最後には良い方向へと向かっていく。
これぞまさに大団円と言える作品ではないだろうか。けれどめでたしめでたしで終わっているが、続きも読みたいと思う作品でした。
お嬢様とメイドと、変わりゆく関係と心を見ていただきたいです。ぜひご一読ください。

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