第3話 犬の名前

これから、犬を飼うことができるんだ!僕は嬉しくなった。

明日は学校があるから準備しないと。


次の日になった。

「僕ね、犬かったんだ!拾った小さい犬なんだけどね、柴犬の雑種ですごく可愛いんだよ!!」

僕は学校で子犬のことを自慢した。

「へえ〜すごい!名前なんていうの?」

名前か、そう言えば名前決まってないな。どんな名前にすればいいんだろう。

「実は名前決まってないんだよね〜どんな風に決めればいいのかな?」

僕は思ったことをそのまま言った。

「僕も犬飼ってるけど、僕の好きなお菓子がチョコだから名前もチョコにしたよ!!好きなものとか、見た目で決めればいいんじゃないかな?」

なるほど、好きなものは、車。車くん?カーくん?いや、なんか違う、、

「ねえねえ!今度その子犬に合わせてよ!」

「僕も会いたい!いい?」

はるとくんと、たけるくんに聞かれた。

会いたいか〜、家に帰ったらお母さんとお父さんに聞いてみよう。

「分かった。お母さんとお母さんに聞いてみるね!!」


そして学校が終わり下校する。

名前どうしたらいいかな。僕の好きな食べ物は、カステラ。ならカステラくん?男の子だけどちゃんづけでもいいかも。カステラちゃん、、くんでもちゃんでもなんか違う気がする。


そう考えているうちに家に着いた。

「ただいま〜」

お母さんより先に犬が飛び出てきた。(可愛い!)

「ゆうと、お帰りなさい!!」

リビングからお母さんが出て来てそう言った。僕は犬の名前をどうやって決めればいいのかお母さんに聞いてみることにした。

「ねえお母さん、犬の名前ってどう決めればいいの?」

「そうね、好きな食べ物とか好きなものとか?あとは見た目とか色とか、、

例えばうちの子はクリーム色だから、クリちゃんとか?」

友達と同じこと言ってる、、、

「決まらないならもう少し考えてからでもいいんじゃない?明日学校から帰ったらドックラン行こう!」

ドックランか、楽しそう!

「うん!行く行く!!あ、そうだ!友達のはるとくんとたけるくんがね、僕の犬に会いたいって言ってたよ!いいかな?」

僕はそう言った。

「いいよ。はるとくんもたけるくんも犬飼ってたでしょ?明日一緒にドックラン行けるか誘ってみてよ」

「分かった!!明日が楽しみ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕と犬と子供の物語 なつきんぎょ @natukingyo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る