第2話 犬が来る!?

ご飯を食べ終わるとなんだか外に出たくなった。ドアを開けると、なんと子犬が家の前の道路を歩いていた。そして僕を見るとよってきた。

「クーン」

と小さな声で鳴いた。

迷い込んできたのかな、どうしよう。お母さんたちは部屋にいるし寝てるかもしれない、、どうせならこの子を飼ってしまいたい。そう思った。

「1日くらいならこっそり家に入れてもいいよね、、、」

いや、だめだ。そんなことをしたら絶対に怒られる。子犬も可哀想だし。

最近お父さんはかなり機嫌悪いから、お母さんに犬のことを相談してみよう。

「おいで!」

人になれているようだった。僕は2階のお母さんの部屋に行った。

トントン

「お母さん起きてる?」

「なに?まだ起きてたの」

「あのさ、この子犬なんだけど玄関のドア開けたら入ってきて、、どうしたらいいのかな。」

勇気をだして聞いてみた。

「なによ。なんで玄関のドア開けたの!」

「ごめん、、」

「まぁ仕方ないから警察に届けないと。今日は遅いから寝なさい。」

お母さんが言うには、犬を保護したら、警察に届けないといけないらしい。

「わかった。」

僕は自分の部屋に戻ってお母さんに用意してもらった段ボールに子犬を入れて寝た。


次の日になる。この日は早く起きてしまった。だからゲームをして遊ぶことにする。

「ゆうと!」

お母さんとお父さんの声だ。確か2人とも今日は仕事が休みだったはず。

「はーいなに?」

「その犬警察に届けにいくよ!早く着替えて準備して!」

あ、そうだった。僕は言われた通り着替えてご飯を食べたり準備をした。

僕は緊張しながら警察に届けに向かった。


それからしばらくして子犬の飼い主は見つからなかった。そして僕たちが子犬を預かることになったのだ。ずっと犬が飼いたかった気持ちはあったけど、複雑。ポスターを作って家の前やスーパーなどに貼ってもらった。もし本物の飼い主が見つかったら返さなくてはいけない。

「僕この子犬をずっと飼い続けたい」

「ダメよ。わがまま言わない。飼い主がもし見つからなかったらずっと家にいるけどまだ分からないのよ。」

それは分かっている。でもとても嬉しい気持ちだ。

お店にいって、子犬を育てるために餌や犬小屋などを用意した。

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