どこにでもあるけれど、そこにしかない本屋の日々

祖父の本屋を受け継いだ宮部志保里。
町にある最後の本屋で働く志保里は、今日もタイプライターを打っている。

本屋に立ち寄ったお客との何気ない会話。
本屋さんの仕事や、赴いた大学図書館で働く人々との交流。
いつもの一日だけど、そこには日常を生きる人々の何気ない人生がある。

本屋や図書館の仕事を眺めるのも楽しいし、本に囲まれる人々の生活が垣間見える。
毎日が特別ではないけれど、かけがえのない本屋さんの日常を描いた素晴らしい一作。

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