どこか幻想的なホラー

 写真展で起こるホラーっていうのが、面白いですよね。自分の入賞作品が変わってるだけでもゾクゾクします。
 そこから、その写真の真相に迫っていくんですが、物語運びも丁寧で読みやすい。
 真相も面白いんですけど、写真のモチーフが美しいってのは反則ではありませんか? ちなみに、ネタバレにはなりますが、変化前と変化後のどちらも好きです。
 えげつなさもあるんですけど、美しい作品だなと思います。

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