ウィスの置き手紙
リヒトが王都ルーメンに帰ってきてから自分のボロい家まで戻るには、式典やら褒章やらなんやらでぴったり1週間が経ってからだった。
「ただいま」
扉の前で帰ってきたことを伝えるが、あるはずの人の気配がしない。胸騒ぎがするリヒトは急いで家の中に入った。そして机には1枚の置き手紙が置いてあった。
リヒトへ
体の調子が良くなって暇なので旅に出ます。
探さないでください。また手紙書きます。
ウィスタリアより
ウィスの置き手紙 @Reikunimu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます