エピローグ
劇の
恋人「お疲れ様、
私「お疲れ様は、そっちでしょ……ナレーションを
私は彼女と二人、教室の
恋人「白雪姫ちゃんは、やっぱり
私「かぐや姫は演劇部員だから当然として、シンデレラも演技で
恋人「それでシンデレラも、『お前こそ大したもんだぜ、かぐや姫』って、
これまでクラスで怖がられていた金髪のシンデレラちゃんは、劇に感動したクラスメート達からラインの
恋人「演劇部部長の私としては、かぐや姫が調子に乗り過ぎないようにしないと。劇は
私「大丈夫じゃないかな。シンデレラとの共演で、かぐや姫も成長したと思うわ……それで、脚本を書き上げた、私への
恋人「報酬? そんな事を言ったかしら?」
私「もう! 今度のデートの事! 『うんと楽しませてあげる』って約束してくれたじゃない!」
恋人「冗談よ、冗談。ちゃんと覚えているから安心して」
同い年のはずなのに、いつも私は恋人から、子供のように
恋人「それで、行きたい所は、もう決めてるのよね?」
私「うん! ディズ〇ーランド! チケットは取ってるから、一緒に回って!」
恋人「幸せ
私「貴女と一緒だからよ、分かってるくせに。うーんと、楽しませてもらうから」
もう私は、劇の事も教室の風景も、頭に無い。月まで届きそうな
私「ねぇ、私って子供っぽい?
恋人「いいじゃない、子供っぽい貴女が好きよ。ずっと、今のままで居て」
再び私は、天まで打ち上げられる。今夜は満月で、
十五夜狂騒曲 転生新語 @tenseishingo
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