備忘録始めました
ちよがみ。
出産に関する縁の話
お祝い事って聞くとわくわくしますよね。
皆様はお子さんが生まれた時、どういう気持ちでしたか?
仕事柄、たびたび妊娠中のご夫婦が買い物に来店されることがありましたが、周りの空気といいますか……オーラ的なものなんですかね、なんとなく光っている気がします。
あ、幸せなんだろうなあ、と。
私はまだ経験したことがないのですが、子供が生まれた時はこんなご夫婦みたいな幸せな気持ちでいれたらいいと思います。
なんて理想論を語ってしまいましたが、自分が妊婦さんになったら、出産の痛みにびびっているんだろうなと思いますけどね!
世の中のお母さんはすごい!
改めまして、
いらっしゃいませ!
初めましてこんにちは、筆者のちよがみ。です。
ええ、お久しぶりですね!
ここ何年か、仕事が忙しくて…というよりは私の精神的に余裕が無く、ほぼ開店休業中といった有り様にしてしまいました(すみませんでした)
私の仕事(食品関係の店員でした)上、色んなお客様に接する機会が多く、わりと癖の強い人達に出会う事もよくありまして、ね。
いつかまとめてお話したいと思っていました。
幸か不幸か、少し前に勤め先を退職しましてね(某感染症の影響もありますが…)
私自身も気持ちが落ち着いてきましたので、元職場で見聞きしたエピソードをつらつらと書かせていただこうかな、思い立った次第です。
※注意!
個人情報やお仕事場に関する事では、ぼかした表現をしたりします。ご了承ください。
そんなわけで、今回は数年前の話をしますね。
私の勤めていたメーカーさんでは、
普段売られている商品の他にお祝い用に作られている専用商品も取り扱ってました。
そのため予約制でしたが、お客様からはたまにご注文を受ける事がありました。
お誕生日やお祝いにちょっとよいものを、と買っていただいてたと思っております。
ある日、その商品を20個近く注文されたお客様が来店されました。優しそうな30~40代くらいの男性でした。
そのお客様、お子さんが生まれたばかりとのことでした。
お子さんの内祝のお返しに使いたい、との事でネットで調べているときに専用商品を見かけて、うちの商品を選んでくれたそうです。店員側としても選んでもらえてうれしかった!
このお客様ですが、それから何回か同じ内容で追加注文をしてくださいまして、すごく有り難かったです。
で、お祝い事には熨斗(のし)紙をつけますよね。
お祝いに使う紅白の紐が描かれた紙です。
用途によっては下にお名前を入れる時があるんですね。
お客様が帰られた後に注文内容を確認するために、熨斗に書くお子さんのお名前を見たのですが、素敵な名前でした。
(漢字も当て字ではなく読みやすいもので、数年前にリバイバルしていた有名な歌の歌詞を彷彿とさせるものでした)
先輩にこのお客様の注文の事を報告しましてね
(お渡しの際に誰が担当してもいいようにです)
結構な数の注文で喜んでいましたし、何より先輩は
「これだけ色んな人にお祝いされて、このお子さんは大事にされて生まれてきたのね」
と話しておりました。
そうだよね。こんなに周りから祝福される赤ちゃんですし。なんだか心がほっこりしました。
それから数ヶ月後、再び同じ商品を注文をするために奥様とお子さんを連れて家族でご来店されました。
奥様は見た目、旦那様と同じくらいの年齢のようでした。その時に話してくれたのですが、渡した人たちに喜ばれたそうで、またお願いしますねと言われました。
中々お礼を面と向かって言われることが無く、素直に嬉しかったですね。
それから、お子さんの顔を見せて貰いました。
ベビーカーに乗って眠っていて、かわいかったです。つるつるすべすべ肌で触ってみたかったです。(遠慮しましたよ!)
この子がご夫婦に幸せを運んできたんだなあとすとんと腑に落ちた気がしましてね。
このお客様のお祝いのお手伝いが出来て良かったです。
私が個人的に店員をしていて良かったなと思えた出来事です。
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